
Xiaomiが最新OS「HyperOS 3」(Android 16ベース)の配信対象を一気に拡大します。すでにグローバル向けの一部端末には安定版アップデートが配信済みですが、11月中に20機種以上が新たに対象へ加わる見込みで、アップデート番号も発見されています。
■ 旧世代モデルも幅広く対応
今回アップデートが近いとみられる端末は、Poco・Redmiの人気シリーズが中心です。XiaomiTimeが確認したファームウェア番号によると、以下のモデルはまもなくOTA配信が開始される可能性が高いとのことです。
- Poco F7 Pro / F7
- Poco X7 / X7 Pro
- Poco C75
- Poco M6 Plus 5G
- Poco M7 4G
- Poco M6
- Redmi 15 4G
- Redmi Note 14 Pro(5G / 4G)
- Redmi Note 14 4G
- Redmi Note 14 Pro+ 5G
- Redmi 14C
- Redmi 13(5G / 4G)
- Redmi 13X
- Redmi Note 13R
- Redmi A3 Pro
- Xiaomi Pad Mini
これだけの数が揃うのは珍しく、昨年からのミドルレンジ中心の販売台数の多さを考えれば、ユーザーにとっては朗報と言えそうです。
■ すでに先行配信済みのモデルも
すでに安定版HyperOS 3が届いている端末も存在します。
グローバル版の Xiaomi 15Tシリーズ、Xiaomi 15シリーズ、Poco F7 Ultra、Xiaomi Pad 7 Pro などが先行組で、アップデート済みのユーザーからはUI改善や省電力性の向上が報告されています。
今回フラグが立った対象が予定どおり進行すれば、1週間以内に順次配信が始まる可能性も高いと見られています。
■ 年内で“第2波”、来年3月までに完了へ
Xiaomiはグローバル市場向けに、2025年12月までにさらに多数の機種へ配信を広げ、最終的に2026年3月に完了する計画を掲げています。OSの刷新がこれほど短期間で広範に行われるのは、同社としても異例のペースです。
Android 16・HyperOS 3では、アニメーションの最適化やマルチデバイス連携の強化、セキュリティ改善などが重点として挙げられており、旧世代の端末でも体感的な変化が期待できるとされています。
■ 大規模アップデートでXiaomiの足並みは加速
ここ数年、XiaomiはOS更新のスピードが速く、ミドル帯まで対象を広げる取り組みを強化しています。特にPoco・Redmiユーザーの多いアジア・欧州地域で恩恵が大きく、Android 16の普及スピードでも他メーカーを大きくリードしそうです。
ユーザー側に大きな負担がないOTA配信であることから、今後も発表を追う価値がありそうです。


