
中国のSNS上で、Redmiがかつてない大容量バッテリーを搭載したスマートフォンを開発している可能性が浮上しました。
有名リーカー「Digital Chat Station」によると、単セル構造で9,000mAhのシリコン系バッテリーがすでに製品化段階にあり、100W急速充電にも対応。さらに、その上位となる10,000mAhバッテリーも実験室レベルでテスト中と伝えられています。
式の可能性として挙がる「Redmi Turbo 5」
情報元は特定のブランド名を明かしていませんが、中国メディア MyDrivers は、これがまもなく発表と噂されるRedmi Turbo 5シリーズに関連していると予測しています。
ただし、搭載されるバッテリー容量については意見が割れています。同じくDCSが伝えた別情報では、Turbo 5は7,500mAhバッテリーを採用するとされており、
・標準モデルは7,500mAh
・上位モデルが9,000mAhクラス
という構成になる可能性や、まったく別ラインのRedmi機種になる可能性も否定できません。
搭載が見込まれるSoCは?
現時点で判明しているTurbo 5シリーズの仕様は以下の通りです。
- Redmi Turbo 5(無印)
- MediaTek Dimensity 8500を初採用
- TSMC 4nmプロセス
- Arm Cortex-A725 CPU最大3.4GHz
- Mali-G720 GPU 約1.5GHz
- Turbo 5 Pro(仮)
- Dimensity 9500e または Snapdragon 8 Gen 5を採用する可能性
- Dimensity 9500eはCortex-X925、Immortalis-G925 GPU、AI処理専用ハードウェアを搭載予定
スマホの大容量化が次のトレンドに?
9,000mAh級となると、一部のゲーミングスマホやタフネスモデルを超えるレベル。しかも単セル構造で100W充電対応となれば、厚みや重量を抑えやすく、一般向けモデルでも十分実用的な可能性があります。
まだ機種名や発売日などは不明ですが、Redmiの新シリーズが年末〜年明けに登場するとの見方が強く、今後の情報が注目されます。
特に、9,000mAhや10,000mAhクラスが主流スマートフォンに一歩近づくなら、バッテリー性能競争は新しい段階に突入することになりそうです。

