
サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S26」シリーズに関する新たな情報が浮上しました。発売は2026年と見られていますが、既に複数のスペックがリークされており、今回特に注目を集めているのが“3倍望遠カメラ”の大型センサー採用です。
■ 長年の弱点だった3倍望遠、ようやく本格強化か
これまでGalaxyの標準・Plus・Ultraモデルに搭載されてきた3倍望遠カメラは、1/3.52インチ・1,000万画素センサーが長らく使われてきました。
しかし最新リークによると、Galaxy S26シリーズでは1/2.55インチ・1,200万画素の大型センサーを採用する可能性が高く、Ultraではさらに大きいセンサーが使われるとの情報もあります。
センサーサイズが拡大すれば暗所性能やディテール再現が改善され、被写体を拡大してもザラつきにくい自然な描写が期待できます。ライバル機種と比べ“ズームで劣る”と言われてきたGalaxyにとって、この変更は大きな転換点になりそうです。
■ Ultraは電池容量アップ版の噂も
最上位モデルとなるGalaxy S26 Ultraは、6.9インチのQHD解像度M14 OLED、200MPメインカメラ、50MP超広角、50MP·5倍望遠など構成自体は従来路線を踏襲する見込みです。
一方で、今回のリークが話題を呼んだ理由はもう一つ。バッテリーが5,400mAhになる可能性がある点です。
ただし、これは“最終調整中”とされており、筐体の厚みとの兼ね合いから正式採用はテスト結果次第とのこと。実現すれば、近年のUltraで不足気味だった持ち時間が大きく改善される可能性があります。
■ 標準・Plusも画質強化、ディスプレイはQHDに統一か
標準のGalaxy S26とS26+は、6.3インチ/6.7インチのQHD M14 OLEDディスプレイを搭載予定。
カメラ構成は50MPメイン+50MP超広角+新型3倍望遠が濃厚で、特に超広角の強化は歓迎されそうです。現行S25/S25+が12MPだっただけに、画質面での変化は大きくなります。
チップセットは地域によってSnapdragon 8 Gen 5 EliteまたはExynos 2600を採用。Ultraも一部市場でExynos版が存在する可能性があるとされています。初期ベンチマークで不安の声が出たExynos 2600も、最近のデータでは改善が報告されています。
■ 噂の「More Slim」モデルは存在不明
リークでは、薄型を強調した「More Slim」というモデルにも言及されています。
6.6インチQHD M14 OLED、50MPトリプルカメラ、Exynos 2600搭載、約4,300mAhバッテリーという構成が示されていますが、ステータスは「不明」。販売国や正式発表の有無すら現段階では判断できません。
■ 今年最大のカメラアップグレードになる可能性
今回のリークが事実なら、Galaxy S26シリーズは性能面よりも「撮影体験の改善」が主役になる可能性があります。特に3倍望遠の刷新は、Galaxyユーザーが最も望んできた変更点のひとつ。
まだ正式発表前ではあるものの、2026年のGalaxyは“ズームで戦えるフラッグシップ”へシフトすることになるかもしれません。
 
  
  
  
  
