
サムスンが次期フラッグシップ「Galaxy S26」シリーズにおいて、当初は開発中止と報じられていた「Galaxy S26 Edge」を、いまだラインアップ候補として残している可能性が浮上しました。
■ “スリム”をさらに超える「More Slim」の存在
海外の情報筋によると、サムスンは社内で「More Slim」というコードネームを持つ新型モデルを開発しているとのことです。
同社はS26シリーズで通常の「Plus」を廃止し、薄型のEdgeモデルに統合する計画があったものの、Galaxy S25 Edgeの販売が想定を下回ったことで計画を変更。再び「Plus」を復活させ、Edgeはキャンセルされたと報じられていました。
しかし今回の新情報では、Edgeそのものが完全に消えたわけではなく、むしろ現行モデルよりさらに薄型化を進めた「後継モデル」が動いている可能性が示されています。
■ 開発は別ルートか、発表は遅れて登場?
「More Slim」は、既存のS26 Edgeとは別に開発がスタートしたとされており、同じモデルではない可能性も指摘されています。
このことから、サムスンは2026年の市場競争に向け、単純な延長線ではなく、より大胆な薄型化を求めて設計を見直したのではないか、という見方が広がっています。
また、もし発売される場合、S26シリーズと同時期ではなく、あとから追加発表される可能性が高いとされています。Galaxy S25 Edgeもメインラインより遅れて登場したため、今回も同じ販売戦略を採る可能性があります。
■ S26 Plusは確定、S26シリーズ自体が遅れる可能性も
一方、S26シリーズには予定どおり「Galaxy S26 Plus」が含まれる見込みです。ただし、シリーズ全体の発表が前年より遅れる可能性も報じられており、2025年1月に登場したGalaxy S25シリーズよりも、後ろ倒しになる可能性があります。
■ 先行情報は錯綜中、それでも開発は続く?
S26シリーズをめぐる情報は、ここ数週間で相互に矛盾するリークが相次いでいます。
今回の新情報が正しいとすれば、サムスン内部では、薄型スマホというコンセプトを完全に捨てておらず、別プロジェクトとして継続していることになります。
来年の発表が近づくにつれ、各モデルの具体像はより明らかになりそうです。競争が激化するプレミアムスマホ市場で、サムスンがどのような形で「薄さ」の方向性を出すのか注目されます。
 
  
  
  
  
