AQUOS sense10とsense9のベンチマーク比較 CPU性能は「順当」進化もGPU性能は「大幅」進化

本日正式発表されたシャープの最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense10。事前情報通り、QualcommのSnapdragon 7s Gen3搭載となりましたが、気になるのはSnapdragon 7s Gen2搭載の前モデル、AQUOS sense9との性能差。
そこで今回はベンチマークスコアで両モデルの性能の違いについてみてみたいと思います。

AQUOS sense10とAQUOS sense9の性能比較

以下はGeekbench 6のCPUベンチマークにおけるAQUOS sense9とAQUOS sense10の比較。

Snapdragon 7s Gen2搭載のAQUOS sense9と比べてSnapdragon 7s Gen3搭載のスコアは、シングルコア、マルチコアともに10~15%アップでといったところで、1世代のチップセット性能進化としては物足りない部分も。ただそれでも「順当進化」といえるでしょう。

一方、以下はGPUベンチマークスコアの比較。

AQUOS sense10のOpenCLにおけるGPUのベンチマークスコアは3325ポイントと、AQUOS sense9の2倍近くになっているのが分かります。

この比較から、AQUOS sense10の性能は前モデルと比べてCPU性能の進化については順当(あるいは若干物足りない?)ですが、GPU性能については大幅な進化をしていると言ってよさそう。

また、ベンチマークスコアは一つの目安でしかないとはいえ、ここまでGPUベンチマークのスコアに差があるとなると、さすがに実使用、特にぐらふぃく負荷のかかる動作では使用感にも差が出そうです。

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