Nothing Phone 3a LiteがGeekbenchに登場、Snapdragon 6s Gen 4を搭載か

Nothingの新型スマートフォン「Nothing Phone 3a Lite(型番:A001T)」がGeekbenchのデータベースに登場しました。これにより、同端末の性能や搭載チップに関する手がかりが見えてきました。登場が近いとみられるこのモデルは、最新のQualcomm Snapdragon 6s Gen 4チップを採用する可能性があるようです。


Geekbenchスコアと主要スペック

Geekbenchのベンチマーク結果によると、Nothing Phone 3a Liteはシングルコアで1003点、マルチコアで2925点を記録しています。GPU性能を測定するOpenCLテストでは2467点を獲得しました。

マザーボードのコードネームは「Galaxian」で、OSは最新のAndroid 15を搭載して出荷される見込みです。チップ構成はオクタコア(2.5GHz×4+2.0GHz×4)で、GPUにはARM Mali-G615 MC2を採用。さらに、メモリは8GBモデルが確認されています。


チップセットはSnapdragonか、それともDimensityか

当初、一部の情報筋ではNothing Phone 3a LiteにMediaTek製のDimensity 7300が搭載されると報じられていました。しかし、最新のリークではQualcommの新チップ「Snapdragon 6s Gen 4」が有力候補として浮上しています。

このSnapdragon 6s Gen 4は、4つの2.4GHzパフォーマンスコアと4つの1.8GHz効率コアを備え、性能と省電力性のバランスを重視した構成となっています。


認証情報と位置づけ

Nothing Phone 3a LiteはすでにインドのBIS、アラブ首長国連邦のTDRA、さらにTÜV SÜDの認証を取得済みで、33Wの有線急速充電に対応することも判明しています。

製品の位置づけとしては、同ブランドの「CMF Phone 2 Pro」と「Nothing Phone (3a)」の中間にあたるモデルになる見込みです。デザインやカメラ構成はCMFシリーズを踏襲しつつも、より手の届きやすい価格帯を狙ったモデルになると予想されています。


Nothingはここ数年、ミッドレンジ市場でも存在感を強めています。今回のNothing Phone 3a LiteがSnapdragon 6s Gen 4を採用するなら、パフォーマンスとコストのバランスを取った競争力の高いモデルとして注目を集めることになりそうです。

ソース

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Nothing/CMF Phone
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