
サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」が、米国FCCの認証データベースに登場しました。これにより、5G対応や最新チップセットを含む複数の主要仕様が明らかになっています。
国際版・米国版の複数モデルが登録

認証を受けたのは
- SM-S948B/DS、SM-S948B(国際版)
- SM-S948U、SM-S948U1(米国版)
の4モデル。いずれも「携帯端末(portable handset)」として登録され、2G〜5Gまでの各通信方式に対応していることが確認されています。
Wi-Fi 7はトリプルバンド、UWBやNFCも
FCC資料では、以下の多彩な通信規格への対応が判明しました。
- Wi-Fi 7(2.4GHz/5GHz/6GHz)※トリプルバンド構成
- Bluetooth(Classic、EDR、LE)
- NFC
- UWB(超広帯域無線)
- WPT(ワイヤレス給電・リバースワイヤレス充電)
アンテナ構成の概略図も掲載されており、Wi-Fi用アンテナやUWB用アンテナのレイアウトも確認できます。
SoCはSnapdragon一本化へ Exynosは不採用の見通し
今回のFCC認証では、搭載チップとして**Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5(SM8850)**が名指しされています。
これまでS26シリーズでは「Exynos 2600が復活する」との噂もありましたが、Ultraモデルに関しては全市場でSnapdragon採用となる可能性が極めて高いようです。さらに、一部では「Galaxy向けのオーバークロック版」になるとの報道も出ています。
カメラ構成は4眼、メインは200MP
リーク情報では、S26 Ultraの背面カメラ構成は以下の通りとされています。
- 200MP メインカメラ
- 50MP 超広角
- 50MP 望遠(5倍光学)
- 10MP 望遠(3倍光学)
- フロント:12MP
S24 Ultraから続く超高解像度と、望遠2系統の“二刀流”は継承される形です。
バッテリーは4855mAh(定格)、実質5000mAh
また、バッテリーはBISおよび3C認証で
定格 4855mAh(典型値 5000mAh)
のセルが確認済み。容量としては従来モデルと同等ですが、効率面での最適化が期待されます。
発表が近い可能性も
FCC認証は発売前の最終段階に位置する手続きの一つです。今回の掲載により、Galaxy S26 Ultraの正式発表はかなり近いと見て良さそうです。
次期Galaxyの最上位モデルがどこまで性能を伸ばしてくるのか、今後の続報にも注目が集まります。

