
OPPOが準備を進めている次期スマートフォン「Reno 15」シリーズに関する詳細な情報がリークされました。今回の情報によると、これまで存在が噂されていた「Reno 15 Pro Max」モデルがラインナップから外れているようです。
3モデル構成から2モデルに縮小か
これまでの報道では、Reno 15シリーズは「Reno 15」「Reno 15 Pro」「Reno 15 Pro Max」の3モデル展開になると見られていました。
しかし、有名リーカー「Digital Chat Station」による最新情報では、「Pro Max」についての言及がなく、同氏はユーザーからの質問に対して「当初は3モデル構成だったが、最終的に2モデルに絞られた」と回答しています。
情報によると、キャンセルされたのは6.59インチのディスプレイを採用するバリエーションとみられています。
Reno 15/Reno 15 Pro の主な仕様

リークによれば、2機種のスペックは以下の通りです。どちらも最新のMediaTek Dimensity 8450チップセットを搭載し、カメラ性能や防水性能の面でも上位クラスの仕様となっています。
■ OPPO Reno 15
- チップセット:MediaTek Dimensity 8450
- ディスプレイ:6.32インチ フラット型 1.5K解像度
- カメラ構成:200MP(HP5)メイン+50MP超広角+50MPペリスコープ
- フロントカメラ:50MP
- 防水防塵:IP68/IP69対応
- フレーム素材:金属
■ OPPO Reno 15 Pro
- チップセット:MediaTek Dimensity 8450
- ディスプレイ:6.78インチ フラット型 1.5K解像度
- カメラ構成:200MP(HP5)メイン+50MP超広角+50MPペリスコープ
- フロントカメラ:50MP
- ワイヤレス充電:50W対応
- 防水防塵:IP68/IP69対応
- フレーム素材:金属+ガラスボディ
Renoシリーズの方向性を示す重要な変化
「Pro Max」の削除は、OPPOがミドルハイ市場のバランスを見直している兆しとも考えられます。これまで上位モデルの乱立傾向にあったRenoシリーズですが、今回はよりシンプルな構成で差別化を図る戦略のようです。
また、IP69まで対応する防水・防塵性能や高解像度カメラなど、これまで上位機で採用されていた機能が標準モデルにも拡大される点も注目すべきポイントです。
正式発表はまだ先と見られますが、このスペックが実現すれば、Reno 15シリーズはミドルレンジ市場の常識を再び塗り替える存在になるかもしれません。

