サムスンは、Galaxy S23シリーズおよびGalaxy S24シリーズ向けに展開していたAndroid 16（One UI 8）アップデートの配信を一時的に停止したことが明らかになりました。S24シリーズに続き、S23シリーズも同様の措置が取られています。
配信開始からわずか数週間でストップ
Galaxy S23／S23＋／S23 UltraへのAndroid 16アップデートは、9月末から段階的に配信が始まり、10月には世界各国でも展開が進んでいました。
しかし10月21日付で、配信が中断されたと報じられています。サムスンの情報サイト「SamMobile」によると、アップデートプロセスの途中で「問題が発生」した可能性があり、原因の詳細はまだ明らかにされていません。
このため、まだAndroid 16を受け取っていないユーザーは、再開までしばらく待つ必要がありそうです。サムスンは問題を修正したうえで、再び配信を開始する見通しとみられます。
S24シリーズでも同様のトラブル
今回の件に先立ち、Galaxy S24シリーズ（S24、S24＋、S24 Ultra、S24 FE）でも同様にアップデート配信が一時停止されていました。こちらも理由は公表されていませんが、ソフトウェアの安定性や互換性に関する不具合が見つかった可能性が指摘されています。
サムスンは、毎年メジャーアップデートの初期段階で細かな修正を加えるケースが多く、今回もその一環とみられます。
現時点では再開時期について公式な発表はありませんが、数日以内に問題が解消され、配信が再開される可能性が高いとみられています。すでにアップデートを完了しているユーザーはそのまま利用を続けても問題ありませんが、未適用のユーザーはしばらく様子を見るのが無難です。
