
POCOの次期フラッグシップ「POCO F8 Ultra」が、タイのNBTC(国家放送通信委員会)の認証を通過しました。モデル番号は「25102PCBEG」とされており、この情報により同機種の登場が間近に迫っている可能性が高まっています。
通常よりも早いリリースの兆し

これまでPOCOのFシリーズは、年に1度のペースでリリースされてきました。前モデル「POCO F7 Ultra」は2025年3月に「POCO F7 Pro」とともに発表されています。
しかし、今回のF8 Ultraはすでに10月の時点で海外認証を取得しており、発表まで半年以上前倒しになる可能性が指摘されています。通常、NBTC認証は発売直前に取得されることが多いため、この動きは異例といえるでしょう。
Redmi K90 Proシリーズとの関係性
一部では、F8 Ultraが「Redmi K90 Pro」のリブランド(名称変更版)になるのではないかと噂されています。
ただし、Redmiはすでに「K90 Pro Max」という上位モデルの存在を予告しており、最近のティザーもこの“Pro Max”に焦点を当てています。そのため、F8 UltraがこのK90 Pro Maxをベースにして登場する可能性も高そうです。
6.9インチOLEDと最新Snapdragon搭載か
Redmi K90 Pro Maxの仕様から考えると、POCO F8 Ultraにも同様のハードウェアが搭載されると見られます。
ディスプレイは6.9インチの有機EL(OLED)パネルで、全輝度域に対応するDC調光を採用。チップセットはQualcommの最新「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載する見込みです。
カメラ構成は、1/1.31インチの大型センサーを採用したメインカメラ、50MP超広角カメラ、そして5倍光学ズーム対応のペリスコープ望遠カメラという構成が想定されています。
POCOは近年、Redmiの上位モデルをベースにグローバル市場向けにアレンジしたモデルを展開しており、F8 Ultraもその流れを汲むものと考えられます。発表が例年よりも早まることで、2026年初頭のスマートフォン市場において存在感を強く示す一台になりそうです。