200MPカメラ搭載フラッグシップでは最安級!約8.4万円からのRealme GT8 Pro登場


中国のRealmeは、新たなフラッグシップスマートフォン「Realme GT8 Pro」を正式発表しました。約3,999元(約8万4,000円)という価格ながら、なんと200MP(2億画素)の望遠カメラを搭載するという、他社ハイエンド機を凌ぐ仕様を実現しています。


2億画素の望遠カメラを搭載、自由に交換できるカメラデザインも

GT8 Proの最大の特徴は、3倍光学ズームに対応した200MPペリスコープ望遠カメラ(f/2.6、ISOCELL HP5、1/1.56インチセンサー)です。6倍ロスレスズームや25cmのマクロ撮影にも対応しており、撮影の幅が大きく広がっています。
メインカメラには同じく1/1.56インチの50MPセンサー、超広角にも50MPカメラを採用。さらにフロントには32MPのセルフィーカメラを備えています。

また、ユニークなのがリアカメラのデザイン。Realmeは、背面カメラモジュールのハウジングを交換できる仕様を採用しており、丸型・角型・ロボット風といったデザインを自由に付け替えることが可能です。さらに、ユーザーが自分で3Dプリントできる設計図も公開予定とのことです。


Ricoh監修の色再現、Dolby Vision対応4K撮影も

カメラ性能面では、老舗カメラメーカー「リコー」との共同開発によるチューニングが行われ、色再現性とトーン表現が大幅に向上しています。
動画撮影では4K/120fpsのDolby Vision撮影やLOG形式での撮影にも対応。撮影UIもシンプル化でき、シャッターボタンとギャラリーショートカットだけの“プロモード風”インターフェースも用意されています。


Snapdragon 8 Elite Gen 5×7000mAhバッテリー搭載

GT8 Proは、Qualcommの最新ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用。
6.79インチのQHD+ OLEDディスプレイは144Hz駆動に対応し、ピーク輝度は驚異の7,000ニト(屋外では2,000ニト)。防水防塵性能はIP69と、フラッグシップらしい堅牢性も確保しています。

バッテリーは7,000mAhの大容量デュアルセル構造を採用し、120W有線充電または50Wワイヤレス充電を選択可能です。


約8.4万円から、最安級の200MPカメラスマホに

価格は中国で3,999元(約8万4,000円)から。構成は12GB RAM+256GBストレージモデルで、200MP望遠カメラを搭載したスマートフォンとしては破格といえる水準です。
ただし、グローバル展開時には大幅な価格上昇が見込まれています。前モデル「Realme GT7 Pro」は中国で3,699元(約7万8,000円)だったにもかかわらず、ヨーロッパではプロモーション価格で799.99ユーロ(約12万円)、通常価格で999.99ユーロ(約14.5万円)と倍近い価格になりました。

それでも、同じ200MP望遠カメラを備えたvivo X200 ProやHONOR Magic 7 Pro、Xiaomi 15 Ultraよりも低価格で登場する可能性が高く、GT8 Proは“最も手の届きやすい200MPカメラスマホ”として注目を集めることになりそうです。


Realme GT8 Proは、価格と性能のバランスを極限まで突き詰めた意欲作です。ハイエンドスマホ市場が再び価格高騰する中で、この“破格のフラッグシップ”がどこまで通用するのか、今後の展開に期待が高まります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Android
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク