
Galaxy S26シリーズの発表まで残り3か月。ネット上では早くも仕様や構成に関する情報が飛び交っています。最近では、Galaxy S26 Edgeがラインナップから外れるという噂も出ており、さらにチップ構成についても地域によって「Snapdragon」と「Exynos」を分ける“二極戦略”が再び採用されるとの見方が強まっています。
Snapdragon派が圧倒的多数、Exynosへの信頼は9%以下
テックメディア「phoneArena」が実施したアンケートによると、Galaxy S26シリーズで採用が予想されるExynos 2600チップに「信頼できる」と答えたユーザーはわずか9%にとどまりました。
一方、7割近のユーザーは「Snapdragon搭載モデルを選びたい」と回答。残る17%は、発売後の性能レビューを見てから判断したいとしています。

この結果は、過去のExynosチップがSnapdragonと比べて性能面で劣るとされてきた歴史を反映しているとも言えるでしょう。
一度悪い印象が定着すると、信頼を取り戻すのは難しい——そんな現実を示す結果となりました。
Galaxy S26シリーズのチップ構成予想
現時点のリーク情報によれば、Galaxy S26およびGalaxy S26 PlusにはExynos 2600、Galaxy S26 UltraにはQualcommのSnapdragon 8 Elite Gen 5が採用される見込みです。
ただし、Samsungはこれまでと同様に販売地域によってチップを分ける可能性も高く、アメリカや韓国ではSnapdragon版、ヨーロッパなど他地域ではExynos版が登場するかもしれません。
Exynos 2600への期待もゼロではない
Exynos 2600は、Samsungが自社開発する最新プロセッサで、2nmプロセスを採用するとうわさされています。
この微細化によって、性能と電力効率の両立を狙っているとされており、もし成功すればSamsungにとっては“名誉挽回”の一歩となるでしょう。
Snapdragonが依然として高性能・高効率の代名詞であることは確かですが、Samsungが今回どれだけ差を縮められるかが注目されています。
信頼回復なるか、S26シリーズの真価は来年に明らかに
これまでの世代でExynosチップに失望したユーザーが多かっただけに、Samsungが今回のS26シリーズでどこまで印象を変えられるかが焦点となります。
アンケート結果は厳しいものの、もしExynos 2600が真にSnapdragonに匹敵する性能を見せれば、Samsungにとっては大きな転機となるはずです。
来年初頭に登場予定のGalaxy S26シリーズ。再び「Exynos離れ」を食い止めることができるのか、Samsungの挑戦が試される年になりそうです。