
Nothingは、Android 16をベースとしたNothing OS 4.0で導入していたロック画面広告機能について、方針を見直すことを明らかにしました。これまで一部ユーザーの間で不満の声が上がっていた同機能は、特定モデルでは削除される一方、すべての端末が対象となるわけではありません。
問題視されていたロック画面広告機能
Nothingは2025年10月に配信したNothing OS 4.0において、「Lock Glimpse」と呼ばれる新機能を追加しました。この機能はロック画面に情報カードを表示するという名目でしたが、実質的には広告表示を含む仕組みとなっており、Nothing Phone (3a)シリーズを中心に搭載されていました。

設定から広告表示自体をオフにすることは可能だったものの、ユーザーからは「無効化してもバッテリー消費が増える」といった報告が複数寄せられ、機能そのものの存在が問題視されてきました。
一部モデルでは撤廃、Liteモデルは対象外
Nothingは今回、このLock GlimpseをNothing Phone (3a)およびNothing Phone (3a) Proから削除することを正式に認めました。これにより、これらのモデルではロック画面広告が完全に表示されなくなります。
一方で、Nothing Phone (3a) Liteについては引き続きLock Glimpseが残されるほか、今後登場するCMFブランドの端末でも同様の仕組みが採用される予定とされています。
Liteモデルで継続される理由とは
この判断についてNothingの担当者は、「Liteモデルでは製品の位置付けが異なる」と説明しています。より手頃な価格帯で全体的なコストパフォーマンスを確保するため、いくつかのトレードオフが必要になるというのが理由です。
なお、Lock Glimpseは初期設定ではオフの状態となっており、ユーザーが簡単に無効化できる点はこれまでと変わりません。また、Nothingは今後も同機能の改善を続けていくとしています。
今回の対応からは、ユーザーの反応を踏まえつつも、価格帯ごとに異なる戦略を取るNothingの姿勢がうかがえます。今後、CMFシリーズを含めた広告表示の在り方がどのように変化していくのか、引き続き注目されそうです。

