サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」に、画期的なディスプレイ機能が搭載される可能性が浮上しました。最新のリークによると、この機能は人が密集する場所で自動的に作動し、周囲の視線から画面を守る「プライバシーディスプレイ」と呼ばれる仕組みです。
人混みで自動的に画面を保護
流出したOne UI 8.5のスクリーンショットによれば、プライバシーディスプレイはエレベーターや公共交通機関など、混雑した環境で自動的にオンになる設定が可能とされています。従来の物理的なプライバシーフィルムに代わる内蔵型ソリューションとして機能し、表示内容を薄暗くしたり角度による覗き見を防止したりできるとのことです。
表示内容の細かな制御も可能に
さらに、この機能は単なる画面の暗転にとどまらず、ユーザーが「どの情報を表示させるか」を選べる柔軟性も持ち合わせています。ロック画面のPINやパターン入力の表示は維持しつつ、通知や特定の画像などは非表示にできる設定が確認されています。ピクチャー・イン・ピクチャー表示にも対応し、利用シーンに応じた細かい調整が期待できます。
実装はほぼ確実か
先月から「Private Display」としてその存在が知られていましたが、今回のリークではUIの具体的な形まで示されており、実装に向けた準備が進んでいることがうかがえます。多数のコード参照がOne UI 8.5内で見つかっていることから、品質面での問題がなければ正式採用は濃厚と見られます。
今後の展望
Galaxy S26 Ultraの本体デザインは大きな変化がないとされる一方で、このプライバシーディスプレイはユーザー体験を大きく変える可能性があります。特に外出先や混雑した場所でスマートフォンをよく利用する人にとって、実用性の高いアップデートとなりそうです。正式発表は次回のGalaxy Unpackedイベントで行われる見込みで、今後の続報に注目が集まります。
