Googleが、Pixel Launcherの検索機能において、キーボードから直接アプリを素早く開けるショートカットを復活させる可能性があることがわかりました。
キーボードから直接アプリを起動
現在のPixel Launcherでは、検索バーに文字を入力するとウェブ検索が優先される仕様になっています。キーボード右下にあるボタンは虫眼鏡アイコンになっており、アプリを起動するには指を画面に移動させる必要があります。

しかし、一部のユーザーの端末では、検索結果の最上段にアプリが表示され、「開く(Open)」とテキスト欄に出る仕様が確認されています。右下のボタンはアプリ起動用の矢印アイコンになっており、タップするだけでアプリを開くことが可能です。
過去の仕様と今回の変更
Android 13 QPR1以前では、アプリを開く動作がデフォルトで設定されており、iOSのように直接アプリが起動していました。しかし、2022年12月のアップデートでウェブ検索と端末内検索が統合され、キーボードからの直接起動はできなくなりました。
その後、Googleは2023年に「クイックランチ」機能をテストしていましたが、正式リリースには至りませんでした。今回のUI変更はサーバー側の更新によるもので、わずかな視覚的調整が加えられています。
今後の期待
現時点では、Android 16 QPR1やQPR2では確認されておらず、限定的なユーザーのみが利用できている状況です。Pixel Launcherの使い勝手向上として、この機能が正式に復活することが期待されます。少なくとも、検索時に「アプリを開く」か「ウェブ検索」を選択できる設定オプションとして提供されると便利です。
Googleがこの改善を正式に実装すれば、Pixelユーザーにとって日常の操作効率がさらに向上することになるでしょう。