Xiaomi「HyperOS 3」、一部Redmi Noteシリーズでは新機能が制限される可能性

Xiaomiが最新のモバイルOS「HyperOS 3」をグローバル展開しました。しかし、同社がアピールする新機能「Hyper Island」が、すべての対応機種で利用できるわけではないことが判明しています。特に、Redmi Noteシリーズなどの中価格帯モデルでは機能が制限される可能性が高いようです。

「Hyper Island」とは

「Hyper Island」は、画面上部のパンチホール周辺を活用し、通知や操作を視覚的に表示する仕組みで、Appleの「Dynamic Island」に似たユーザー体験を提供するものです。先月の中国発表時から大きく注目されており、HyperOS 3の目玉機能として紹介されてきました。

Redmi Noteでは非対応の可能性

しかし、X上でリーカーのPaperKing13氏が指摘したところによれば、最新のRedmi Note 14 Pro Plusなど一部モデルでは、この「Hyper Island」が正式にはサポートされない模様です。XiaomiはHyperOS 3の対応機種リストを公開していますが、搭載される機能がモデルによって異なる可能性が浮上しており、「すべてのHyperOS 3が同じではない」という実情が見えてきました。

展開スケジュールと制限の懸念

Xiaomiはすでに中国版・グローバル版のHyperOS 3配信計画を明らかにしており、最新のXiaomi 15Tや15T Proを含む多数の端末が対象に含まれています。Redmi Note 14シリーズは来月から順次アップデートを受け取る予定ですが、1世代前のRedmi Note 13シリーズについては配信が来年初頭にずれ込む見通しです。

ただし、今回の「Hyper Island」非対応問題をきっかけに、Xiaomiが今後のHyperOS 3においても新機能をハイエンドモデルに限定するのではないかという懸念も広がっています。

今後の注目点

現時点では、Xiaomiが正式に機能制限について説明していないため、最終的にどのモデルで「Hyper Island」が使えるのかは不透明です。OS自体は幅広い機種に配信される計画ですが、ユーザー体験に差が出る可能性があるだけに、今後の公式発表に注目が集まりそうです。

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