
先日、国内で発売されたOppoの最新フラッグシップスマートフォン「Find X9」ですが、発売からわずか1週間ほどで価格に動きが出ています。Felica対応の復活もあり注目度の高いモデルですが、Amazonではすでに実質的な値下げが確認されました。
Amazonで定価から約10%の価格調整
Oppo Find X9の発売時のメーカー想定価格は149,800円でしたが、12月30日時点でAmazonでは、スペースブラックおよびチタニウムグレーの両カラーが134,820円(税込)で販売されています。

差額は約15,000円となり、発売から間もないタイミングとしては約1割の値下げに相当します。なお、現時点ではタイムセールや期間限定キャンペーンといった表記はなく、通常価格として反映されている点も気になるところです。
一時的な割引か恒久的な値下げかは不透明
今回の価格変更が一時的な調整なのか、それとも事実上の値下げなのかについては、現時点では明らかになっていません。ただし、少なくともAmazon独自のセール施策ではないことから、価格戦略そのものに変化が出ている可能性も考えられます。
発売直後の完売報告と価格動向のギャップ
Oppoによると、Find X9は発売当日、一部の販売チャネルで即日完売となったケースもあったとされています。しかし今回のAmazonでの値下げを見る限り、IIJmioのように大幅な割引を行っている販売ルートを除くと、想定ほどの勢いで販売が伸びていない可能性もありそうです。
Felica対応フラッグシップの評価はこれから
Find Xシリーズとしては久々のFelica対応となったFind X9は、日本市場向けの仕様強化という意味でも注目を集めました。価格がこなれてきたことで、購入を検討しやすくなったのは確かです。
今後、この価格が維持されるのか、あるいは再び調整が入るのかによって、市場での評価や販売動向も変わってきそうです。発売直後の値動きという点でも、引き続き注視していきたいところです。

