
シャオミが先日発表した最新スマートフォン「Xiaomi 15T」と「Xiaomi 15T Pro」が、国内でも即日発売となりました。これらは昨年展開された「Xiaomi 14T / 14T Pro」の後継モデルにあたります。
両モデルともチップセットが順当な進化を遂げており、Xiaomi 14TはDimensity 8300 Ultraから15TはDimensity 8400 Ultraに、14T ProはDimensity 9300+から15T ProはDimensity 9400+へと刷新されています。では、具体的にどれほど性能が向上したのでしょうか。今回はベンチマーク結果をもとに前世代機と比較してみます。
Xiaomi 15Tの性能は大幅アップ
まず、Xiaomi 15Tと14Tの比較です。

モデル | シングルコア | マルチコア |
---|---|---|
14T | 1327 | 4055 |
15T | 1593 | 6270 |
伸び率 | +27% | +55% |
シングルコア性能は約3割の向上ですが、マルチコア性能は1.5倍以上と大幅にアップしています。1世代でこれだけの性能向上を見せるのは、ハイエンド寄りのスマートフォンとしてはかなり印象的です。
15T Proも順当進化
続いて、Xiaomi 15T Proと14T Proの比較です。

モデル | シングルコア | マルチコア |
---|---|---|
14T Pro | 2010 | 6344 |
15T Pro | 2553 | 7710 |
伸び率 | +27% | +22% |
15T Proはシングル・マルチコアともに2~3割程度のスコア向上となっており、前モデルからの順当な性能進化といえます。特にシングルコアの伸びは日常操作やアプリ起動速度に直結するため、体感でも快適さが増しているはずです。
全体として、Xiaomi 15Tシリーズは前世代からの性能向上が明確で、特にマルチコア性能が強化された点が注目ポイントです。ハイコスパながら高性能なスマートフォンを探している方にとって、十分に魅力的な選択肢と言えるでしょう。