グローバル版のOppo Reno 15cは中国版とは大きく異なる仕様に、インド向けモデルの詳細が判明

OPPOがインド市場向けに投入するとみられる次期Reno 15シリーズに、新たに「Reno 15c」が加わるとの情報が浮上しました。ただし、このReno 15cは中国で展開されている同名モデルとは仕様が大きく異なり、実質的にはグローバル向けに調整された別モデルになる可能性が高いようです。

インド向けReno 15cの主なスペック

リーク情報によると、インド版Reno 15cは6.57インチのFHD解像度LTPS OLEDディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは120Hzに対応。ピーク輝度は最大1400ニトとされ、屋外での視認性にも配慮された仕様となっています。

SoCにはQualcommのSnapdragon 6 Gen 1を採用し、メモリは8GBまたは12GB、ストレージは256GB構成が用意される見込みです。ミドルレンジらしいバランス重視の構成といえそうです。

カメラとバッテリーは実用性重視

背面カメラは50MPのメインカメラに加え、8MPの超広角、2MPのマクロという3眼構成になると伝えられています。インカメラには50MPの超広角カメラを搭載し、セルフィーやビデオ通話でも高精細な撮影が期待されます。

特筆すべきはバッテリー容量で、7000mAhという大容量を確保。さらに80Wの急速充電にも対応するとされており、バッテリー持ちと充電速度の両立を図ったモデルになりそうです。

デザインやカラーバリエーション

本体カラーは「Twilight Blue」と「Afterglow Pink」の2色展開になる見通しです。本体の厚さは約8.14mmと比較的スリムで、重量は構成によって189gまたは195gになるとされています。大容量バッテリーを搭載しつつも、扱いやすさを意識した設計といえます。

中国版Reno 15cとの主な違い

中国向けReno 15cとインド向けモデルでは、複数の点で仕様が異なります。ディスプレイは中国版が6.59インチのフラットOLEDを採用するのに対し、インド版は6.57インチのLTPS OLEDとなっています。いずれも120Hz対応ですが、パネルの種類やサイズに違いがあります。

性能面では差がより顕著で、中国版はSnapdragon 7 Gen 4を搭載し、12GBメモリと256GBまたは512GBストレージという上位構成です。一方、インド版はSnapdragon 6 Gen 1となり、明確にクラス分けが行われています。

カメラ構成も異なり、中国版は50MPのSony製メインセンサーに加え、8MP超広角、さらに50MPの望遠カメラを搭載しています。インド版では望遠カメラが省かれる可能性が高く、構成はよりシンプルです。

市場に合わせた仕様調整が鮮明に

バッテリーについては、インド版が7000mAh、中国版が6500mAhと、インド向けのほうが容量は大きくなっています。どちらも80W急速充電に対応しており、地域ごとのニーズを反映した仕様調整が行われていることがうかがえます。

インド版Reno 15cは、グローバルモデルとして中国版とは異なる立ち位置の製品になりそうです。性能よりも電池持ちや実用性を重視した構成となっており、幅広いユーザー層を意識したモデルとして登場する可能性があります。正式発表でどこまで仕様が明らかになるのか、今後の情報にも注目したいところです。

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