
シャオミが新たに投入する最上位モデル「Xiaomi 17 Ultra」が、グローバル市場でも発売されることが判明しました。さらに、インド市場向けモデルも用意されるとみられており、従来より早いタイミングでのリリースが期待されています。
Ultraシリーズとしては異例の早さ?
これまでシャオミは、通常モデルやProモデルの発表からおよそ半年後に「Ultra」ブランドを展開するのが通例でした。しかし今回のXiaomi 17 Ultraについては、そのスケジュールを前倒しする動きが見られます。
実際、前世代の「Xiaomi 15 Ultra」は中国で2025年2月に登場し、グローバル市場には約1か月遅れて投入されました。今回の17 Ultraに関しても、従来のように春を待たず、2025年末から2026年初頭にかけて発売される可能性があると報じられています。
モデル番号から読み解く発売時期
海外メディア「XiaomiTime」によると、Xiaomi 17 Ultraには「25128PNA1」というモデル番号が割り当てられているとのことです。さらに、グローバル向け「25128PNA1G」、中国向け「25128PNA1C」、インド向け「2512BPNDAI」といったバリエーションの存在も確認されています。
シャオミのモデル番号は「最初の4桁」が発売時期の目安となることが多く、今回の「2512」は2025年12月ごろを示唆していると見られています。仮にこのスケジュール通りであれば、中国だけでなくグローバル市場でも同時期に登場する可能性が高まりそうです。
Xiaomi 17シリーズの展開状況
すでに「Xiaomi 17」「Xiaomi 17 Pro」「Xiaomi 17 Pro Max」が中国市場で販売開始されていますが、グローバル展開されるのは現時点では無印のXiaomi 17のみとされています。そのため、Ultraのグローバル投入はシリーズの完成度をアピールする上でも重要な一手となりそうです。
今後の注目点
Xiaomi 17 Ultraが従来よりも早く世界市場に投入されることになれば、フラッグシップ市場における競争は一段と激化することが予想されます。特に、年末から年明けにかけての発売となれば、サムスンやアップルといった他メーカーの最新モデルと正面からぶつかる展開も考えられます。
発売時期の確定にはもう少し時間がかかりそうですが、今回の情報が事実であれば、2025年末は例年以上にスマートフォン市場が盛り上がることになりそうです。