
サムスンが準備を進めている新しいミドルレンジスマートフォン「Galaxy A57 5G」が、IMEIデータベースに初めて登録されました。正式発表に向けた動きが着実に進んでいることを示しています。
新チップセット「Exynos 1680」を搭載予定
先月にはGeekbench上で新型チップセット「Exynos 1680」が登場し、Galaxy A37 5Gおよび今回のGalaxy A57 5Gに採用される見込みであることが判明しました。このチップセットは、サムスンのミドルレンジ向け5Gラインアップを底上げする存在になると期待されています。
IMEIデータベースで存在が確認

今回確認されたGalaxy A57 5Gは、型番「SM-A576U1」としてIMEIデータベースに登録。仕様の詳細までは明らかになっていませんが、開発が最終段階に入りつつあることがうかがえます。
グラフィックス性能の向上にも期待
8月のベンチマークでは、OpenCLスコアが6580を記録。これはExynos 1580のGPU「Xclipse 540」と同等レベルですが、Exynos 2500にも採用されているAMD製「RDNA 3.5」アーキテクチャが組み込まれており、従来モデルよりも高い描画性能が期待されています。
メモリ構成や発売時期
Galaxy A57 5Gは標準で8GB RAMを搭載し、Galaxy A56同様に12GBモデルが用意される可能性もあります。発売は2026年初頭と見られており、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって注目の選択肢となりそうです。
今後の展開
今回のIMEI登録により、Galaxy A57 5Gが正式発表に近づいていることは間違いありません。サムスンの中核を担うミドルレンジシリーズとして、性能と価格のバランスをどこまで引き上げてくるのか、今後の発表に期待が集まります。