サムスン初の三つ折りスマホ「Galaxy G Fold」発売は11月以降に延期か

サムスンが準備を進めている次世代デバイスの発表計画に変更があったようです。当初は今月中にXRヘッドセットと同時に披露されると見られていた同社初のトライフォールドスマートフォンですが、最新の報道によれば投入時期が後ろ倒しになる可能性が高まっています。

10月は「Project Moohan」XRヘッドセットに注力

韓国メディアETNewsによると、サムスンは10月21日に「Project Moohan」と呼ばれるXRヘッドセットを正式発表する予定です。これがサムスンにとって本格的なMR(複合現実)市場への参入となり、AIによる操作補助、高精度の視線・ハンドトラッキング、幅広いAndroidアプリへの対応などを特徴とします。

チップセットにはQualcommのSnapdragon XR2+ Gen 2を搭載し、高解像度ディスプレイを採用。Metaの「Quest」シリーズやAppleの「Vision Pro」といったライバルに対抗する強力なモデルとなりそうです。

トライフォールドは11月以降にずれ込みか

一方、注目を集めていたトライフォールドスマホは、最終的な品質チェックのため発表が遅れるとの情報が出ています。当初はXRヘッドセットと同時に披露されると見られていましたが、現状では11月末頃に単独での発表に切り替わる見通しです。

サムスンはすでにGalaxy Z Foldシリーズでブック型折りたたみのリーダー的存在となっていますが、三つ折りのトライフォールドはさらに大きな技術的挑戦です。発表時期をずらすことで、XRヘッドセットと折りたたみスマホそれぞれに十分な注目を集めたい狙いもあるとみられます。

年末にかけて大型製品が連続投入へ

長年待ち望んできたファンにとっては、今回の延期はやや残念かもしれません。ただし、プロジェクト自体が頓挫したわけではなく、むしろ安全策を取ったものと考えられます。サムスンは10月に「Moohan」でXR市場に参入し、その勢いを維持したまま年末にトライフォールドを投入する構えです。

2025年の後半は、サムスンの新たな挑戦が相次いで展開されることになりそうです。

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