
Xiaomiは次期フラッグシップモデル「Xiaomi 17 Ultra」を12月25日に中国で発表予定ですが、その直前に同端末がベンチマークデータベース「Geekbench」に登場し、主要な仕様の一部が明らかになりました。すでに公式ティザーも始まっている中、性能面の具体像が見え始めています。
Geekbenchに掲載、最新SoCの採用が判明
Geekbenchに登録された端末は、型番「2512BPNDAC」として確認されています。CPUは8コア構成で、6コアが最大3.63GHz、残る2コアが4.61GHzで動作する構成となっており、GPUには「Adreno 840」が記載されています。これらの情報から、SoCには最新の「Snapdragon 8 Elite Gen 5」が採用されると見られます。

OSはAndroid 16を搭載し、今回確認された個体は12GB RAM構成です。ベンチマークスコアは、シングルコアが3559、マルチコアが10854となっており、フラッグシップモデルらしい高い性能を示しています。
カメラとデザインは引き続き“Ultra”路線
これまでの情報によると、Xiaomi 17 Ultraはブラック、ホワイト、スターリーグリーンの3色展開になる見込みです。本体の厚さは約8.29mmとされ、カメラにはLeica監修の200MP望遠レンズを搭載すると噂されています。
イメージセンサーには「Light and Shadow Hunter 1050L」が採用され、LOFICによる超高ダイナミックレンジ技術にも対応するとされています。さらに、専用パッケージや「Red Carpet Camera」モードの存在もすでに公式に示唆されています。
大容量バッテリーと高速充電にも期待
バッテリー容量は6,000mAh台後半から最大7,000mAhクラスになる可能性があり、100Wの有線急速充電に対応する見通しです。加えて、Leica製のテレコンバーターカメラキットがオプションとして用意される可能性も伝えられています。
同時発表される周辺製品にも注目
なお、Xiaomiは17 Ultraの発表と同時に、「Xiaomi Buds 6」や「Xiaomi Watch 5」も中国市場向けに発表する予定です。スマートフォンに加え、エコシステム全体を強化する動きとしても注目されます。
正式発表を目前に控えたXiaomi 17 Ultraですが、Geekbenchの情報を見る限り、性能・カメラ・バッテリーのいずれも最上位クラスを狙った1台になりそうです。発表当日の詳細公開が待たれます。

