
AppleがMacBookシリーズに大きな変革を加える可能性が浮上しています。信頼性の高い情報筋によると、同社は年内にエントリーユーザー向けの低価格MacBookを投入し、翌年にはMacBook Proの大幅刷新を予定しているとのことです。
約8万8千円で購入できる「入門MacBook」
Apple製品といえば高価格帯のイメージが強いですが、今回噂されている新モデルは599ドル、日本円にすると**約8万8千円(1ドル=147円換算)**という価格帯になる見込みです。位置付けとしてはMacBook Airより下の「入門モデル」となり、これまでにない低価格のMacBookとなりそうです。
このモデルはiPhone用のAシリーズチップを搭載するとされており、もし実現すればiPadとMacBookの境界がさらに曖昧になる可能性があります。最新の情報では「iPhone 16 Pro」に採用されているA18 Proチップを搭載する見込みで、量産は今年第4四半期から始まるとのことです。なお、タッチ操作には対応しないとみられています。
来年にはOLED搭載のMacBook Proも
一方、ハイエンドモデルのMacBook Proについても来年にかけて大幅な刷新が予定されています。注目されるのはOLEDディスプレイの採用で、一部情報ではタッチ操作対応の可能性も指摘されています。これが実現すれば、クリエイターを中心に大きな注目を集めることは間違いありません。
幅広いユーザー層を取り込む戦略か
今回の動きが事実であれば、Appleは低価格帯からプロ仕様の高性能モデルまで、より幅広い層を取り込むラインナップを展開することになります。学生やライトユーザーにとっては手の届きやすいMacBookが登場し、プロフェッショナルには新たな選択肢が提供されることになりそうです。