Android 16 QPR2 Beta 2が配信開始 ― Pixel向け新機能を一足先に体験

Googleは本日、Pixel端末向けに「Android 16 QPR2 Beta 2」を公開しました。12月に予定されている安定版リリース(Pixel Feature Drop)に先駆け、いくつかの新機能や改善点が試せるようになっています。今回のアップデートはQPR2ベータプログラムの第2弾で、派手な機能追加は少ないものの、ユーザー体験を向上させる実用的な変更が含まれています。

ホーム画面アイコンの形を変更可能に

これまでベータ版の「Canary」リリースでテストされていたアイコン形状のカスタマイズが、ついにQPR2 Beta 2に搭載されました。
「壁紙とスタイル」アプリのホーム画面設定から、丸型だけでなく四角形、アーチ型、さらに4辺や7辺のユニークな形状を選べるようになっています。正式版でも12月以降に利用可能となる見込みです。

Health Connectが歩数記録に対応

2022年に登場したGoogleの「Health Connect」は、これまで各アプリの健康・フィットネスデータを一元管理するための仕組みでした。今回のBeta 2では、端末そのものが歩数を記録できるよう進化しています。アプリを開くと「端末で記録された歩数がHealth Connectに保存され、接続アプリから利用可能になる」という案内が表示され、今後はよりシンプルにフィットネスデータを活用できるようになりそうです。

セキュリティと効率化の強化

このほかにも、開発者検証に関連する新APIの導入や、SMSワンタイムパスワード(OTP)の乗っ取り防止機能、さらに新しいガーベジコレクション方式によるCPU負荷の軽減など、細かな改良が加えられています。特に「Generational CMC Garbage Collector」により、不要データ処理の効率が高まり、バッテリー持ちや操作の滑らかさが改善すると期待されています。


今回のQPR2 Beta 2は、Pixelユーザーにとって12月の大型アップデートに先駆けた「先行体験版」とも言える内容です。安定性を重視するなら正式版を待つのが無難ですが、新機能をいち早く試したい方には魅力的なアップデートとなっています。

ソース

スポンサーリンク
スポンサーリンク
AndroidPixel
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク