
Appleが間もなく発表する「AirPods Pro 3」は、将来的に2つのバリエーションが展開される可能性が高いことが分かりました。信頼性の高いアナリストや中国のリーカーの情報を総合すると、2025年の発表モデルに加え、2026年にはさらに進化した高性能版が登場する見込みです。
今年登場するAirPods Pro 3
著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、AirPods Pro 3はAppleの「iPhone 17」発表イベント(日本時間9月10日未明)でお披露目される可能性が高いとされています。
新モデルは心拍数測定機能を備えたほか、より小型化した充電ケース、音質やアクティブノイズキャンセリングの改善が期待されています。これまでPowerbeats Pro 2に搭載された健康モニタリング機能も採用される見込みです。
2026年に「高性能版」登場か
通常、AppleはAirPodsシリーズの大幅刷新を3年周期で行ってきました。しかしクオ氏の予測によれば、2026年には早くも次の動きがあるとのこと。これは世代交代ではなく、AirPods Pro 3の“上位版”として追加されるモデルになるようです。
中国のリーカー「Instant Digital」もこの見方を裏付けており、両モデルが併売される形になると伝えています。ちょうどAirPods(第4世代)が2つの価格帯で販売されているのと似た戦略になるとみられます。
ジェスチャー操作がカギ
高性能版の最大の特徴は、赤外線カメラの搭載です。これにより手の動きを認識して操作できるようになり、AppleのVision Proとの連携で立体音響体験を強化する役割も期待されています。
さらに、従来の圧力センサーを廃止し、ジェスチャー操作に完全移行する可能性もあるとされます。価格は現行のAirPods Pro(249ドル)を上回る水準になる見通しです。
今後への期待
AirPods Proは、iPhoneやApple Watchと並ぶ重要なデバイスとして進化を続けています。2025年モデルでは定番のアップデートに加えて健康機能を拡充し、2026年には未来的なジェスチャー操作を実現する可能性が高い状況です。
まずは明日のAppleイベントでAirPods Pro 3がどう登場するのか、大きな注目が集まります。