
アップルは9月9日に開催する発表イベント「Awe dropping」で、新型iPhone 17シリーズを正式に発表する見込みです。その直前となる今、特にカメラ周りの機能強化に関する情報が相次いでおり、クリエイターや写真愛好家にとって見逃せない内容となっています。
フロントカメラが24MPに進化
iPhone 17シリーズでは、インカメラがついに24メガピクセルに強化されると報じられています。従来モデル(iPhone 14~16)が12MP・5枚構成レンズだったのに対し、今回は6枚構成レンズを採用。解像度の向上によりトリミングや拡大時でも画質を維持しやすくなり、細部描写の精度も高まると期待されています。
テレフォトカメラは48MP化、最大8倍ズームも
ProおよびPro Maxでは、テレフォトカメラが48MPへと刷新される見込みです。これにより、背面カメラすべてが48MP構成となる初のiPhoneに。さらに、最大8倍の光学ズームに対応する可能性があり、従来の5倍(iPhone 16 Pro)から大幅な進化を遂げることになります。この機構のためにカメラバンプが大型化しているとの指摘もあり、レンズ可動による連続光学ズームが実現する可能性があります。
デュアル動画撮影に対応か
一部の情報では、iPhone 17 Proがフロントカメラとリアカメラを同時に使った「デュアル動画撮影」に対応するとされています。サードパーティアプリではすでに実装例がありますが、標準カメラアプリに搭載されればコンテンツ制作者にとって大きな魅力となりそうです。
可変絞りシステムの採用
また、機械的に開口部を調整できる「可変絞りシステム」の搭載も噂されています。これにより、被写界深度のコントロールが可能となり、ポートレート撮影や夜間撮影での表現力が大きく向上するかもしれません。これまでiPhoneのカメラはすべて固定絞りでしたが、Android端末の一部(例:Galaxy S9シリーズ)では採用実績があります。
動画撮影機能も大幅強化へ
BloombergのMark Gurman氏によると、Appleは今回の発表で「動画撮影機能の進化」を強調する見込みです。具体的な仕様はまだ不明ですが、動画クリエイターやVloggerをターゲットに、一眼カメラからの乗り換えを狙っているとされます。可能性のひとつとして、8K撮影対応も取り沙汰されており、広角カメラで撮影した映像をトリミングしても4K品質を維持できるといった使い方が期待されています。
9月9日に全貌が明らかに
iPhone 17 Proシリーズは、カメラ解像度の大幅アップから光学ズーム、動画機能の拡充まで、写真・映像分野での進化が目玉となりそうです。正式発表は米カリフォルニア州クパチーノのApple Parkで、現地時間9月9日午前10時(日本時間では9月10日未明)から開始予定。詳細はイベントで明らかにされる見込みです。