Galaxy S26シリーズ向けの「Snapdragon 8 Elite」後継モデル、最大4.74GHz動作との噂

クアルコムが次世代フラッグシップ向けに準備しているとされる Snapdragon 8 Eliteシリーズの後継チップ について、新たな情報が中国のSNS・Weibo経由で浮上しました。サムスン専用となる「for Galaxy」版は、従来モデルを超えるクロック速度に到達する可能性があると報じられています。

「for Galaxy」版は最大4.74GHzに到達か

今回の情報を伝えたのはリーカーのDigital Chat Station氏で、同氏によると次期Snapdragon 8 Eliteの「for Galaxy」版は 最大4.74GHz で動作するとのことです。これはサムスンの次期フラッグシップに採用される見込みで、「通常版」に比べて高クロックで動作する“特別仕様”になるとみられています。

一方、他メーカー向けの通常版は 4.61GHz にとどまる見通しで、Xiaomi、Honor、iQOO、OnePlus、Realmeといったブランドがテスト中だと伝えられています。こちらは「スーパーコア」2基と「大コア」6基(3.63GHz動作)で構成される模様です。

前世代から着実にクロックアップ

参考までに、現行のSnapdragon 8 Eliteは「for Galaxy」版が最大4.47GHz、通常版が4.32GHzで動作していました。今回の情報が正しければ、両モデルともに約0.2GHz程度のクロックアップとなり、処理性能の底上げが期待されます。

また、6月時点のリークでは、この後継チップが 2nmプロセス を採用する可能性が高いとされ、サムスンがすでに試験的な生産を開始しているとも報じられました。量産は今年後半から始まる可能性があるとみられています。

名称は「Elite Gen 5」に?

名称についても混乱が生じる可能性があります。従来の流れであれば「Snapdragon 8 Elite 2」となるはずですが、クアルコムが「Snapdragon 8 Gen 5」との整合性を取るために 「Elite Gen 5」 として発表するのではないかとの見方も出ています。

9月にも正式発表の可能性

これらの情報はあくまで噂段階ですが、クアルコムは例年秋に新型チップを発表しており、今年も9月に披露される可能性が指摘されています。サムスンの次期「Galaxy S26」シリーズに向けて、専用チップがどのように仕上がるのか注目が集まりそうです。

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