Googleが新たなスマートホーム製品群を近く発表する見込みであることが分かりました。今回のラインアップには、新しいNestカメラやドアベル、さらにGeminiを搭載したスマートスピーカーが含まれており、数年ぶりのNestブランド刷新となります。
Geminiを搭載した新スマートスピーカー
まず注目されるのは「Google Home Speaker」とされる新型スマートスピーカーです。これまでNest MiniやGoogle Home MiniではGoogleアシスタントが中心でしたが、今回はGeminiが搭載され、より高度な対話や学習機能に対応します。
音声アシスタントとしての機能に加え、「Gemini Live」「Learn with Gemini」といった新サービスを利用可能。さらに、ユーザーが外出している際にガラスの破損音や火災報知器のアラーム音を検知する「サウンドセンシング」機能も備えています。
オーディオ性能も強化されており、360度サウンドとバランスの取れた音質を実現。小型ながら高音質が期待でき、Google TVストリーマーとのペアリングにも対応するとのことです。
Nest Cam Indoor（第3世代）
新しいNest Cam Indoorは第3世代モデルとして登場し、初めて複数のカラーバリエーションを展開します。ラインアップは「Snow（ホワイト系）」「Berry（レッド系）」「Hazel（ダークグレー系）」の3色で、インテリアに合わせて選びやすくなりました。
性能面では大幅な進化が見られます。従来の1080pから2K HDR対応へと進化し、画質が格段に向上。最大6倍のデジタルズームと「ズーム＆クロップ」機能により、赤ちゃんのベビーベッドなど特定のエリアを集中的にモニタリングすることも可能です。
さらに、イベントの映像プレビュー機能も強化。これまでは限られていた録画のプレビューが、過去3時間分に拡張され、10秒クリップで確認できるようになります。通知を見逃した場合でも、直近の出来事を振り返ることが容易になります。
その他のNest製品も刷新予定
今回のリークによると、Nest Indoor Camに加えて、新しいNest Outdoor CamやNest Doorbellの登場も予定されているとのことです。GoogleはしばらくNestブランドの新製品を投入していませんでしたが、今回の一斉刷新でスマートホーム市場に再び本格的に攻勢をかける可能性があります。
