
スマートフォン選びのポイントの一つに「ソフトウェアアップデートの長さ」があります。Android端末では特にこの差が大きく、メーカーごとに対応年数が大きく異なるのが実情です。そんな中、Xiaomiは昨年から最長6年という長期サポートを打ち出し、注目を集めています。しかも対象はフラッグシップモデルだけに限られません。
6年サポートの先陣を切った「Xiaomi 15」シリーズ
最初に長期アップデートの対象となったのは「Xiaomi 15」と「Xiaomi 15 Ultra」。この取り組みを皮切りに、同社の最新タブレットやPoco、Redmiシリーズの一部にも順次拡大されました。セキュリティ更新が長く提供されることで、新たな脅威から端末を守りつつ、数年先でも安心して利用できるのが大きなメリットです。
6年間のアップデート保証対象モデル
以下の端末が、現在Xiaomiの「6年保証」の対象となっています。
- Xiaomi 15
- Xiaomi 15 Ultra
- Xiaomi Pad 7
- Xiaomi Pad 7 Pro
- Poco F7
- Poco F7 Pro
- Poco F7 Ultra
- Redmi Note 14(4G)
これらのモデルには6年間のセキュリティアップデートが提供され、さらにOSは最大4回のメジャーアップデートが約束されています。たとえば次期「HyperOS 3」(Android 16ベース)といった新機能や改善も順次届けられる予定です。
セキュリティだけでなく機能面でも進化
セキュリティ更新は見た目の変化はありませんが、常に最新の脆弱性対策を受けられる点が安心材料です。一方でメジャーOSアップデートでは、新しい機能やUIの改善、バッテリー効率の向上など、実際の使い勝手に直結する変化が加わります。
業界最長クラスのサポートへ
注目すべきは、Xiaomiが一部モデルでさらに長い7年の更新保証を導入していることです。たとえば「Redmi Pad 2」では、GoogleやSamsungを含めても業界最長クラスとなる7年のセキュリティ更新が約束されています。
Xiaomiはこれまで「アップデートに不安が残るブランド」と見られることもありましたが、近年は一転してAndroid勢の中でも最も積極的なメーカーの一つとなりました。特に「Redmi Note 14」や「Poco F7」のようなミドルレンジ機までサポート対象が広がっているのは、ユーザーにとって大きな安心材料といえるでしょう。