Redmi Note 15 Pro+、Snapdragon 7s Gen 4を搭載か ─ Geekbenchに登場

Geekbenchに正体不明の端末が出現

Xiaomiの人気ミドルレンジ「Redmi Note」シリーズが、まもなく大きな刷新を迎えるようです。次期モデルとされる「Redmi Note 15 Pro+」がベンチマークサイトGeekbenchに姿を見せ、そのスペックの一端が明らかになりました。正式発表は8月下旬、中国市場でのデビューが予想されています。

新チップ「Snapdragon 7s Gen 4」を初採用か

Geekbench 6.4.0に登録された「2510ERA8BC」という型番の端末が、Redmi Note 15 Pro+である可能性が高いと見られています。シングルコアで1,228点、マルチコアで3,230点というスコアを記録。CPU構成は「2.71GHz×1、2.40GHz×3、1.80GHz×4」となっており、未発表のQualcomm製チップ「Snapdragon 7s Gen 4」が採用されていると考えられます。


前世代のNote 14 Pro+はSnapdragon 7s Gen 3を搭載していたため、確実な性能向上が期待できます。テスト機は16GB RAM、OSはAndroid 15で動作していたようです。

“小さなキングコング”を掲げるタフ仕様

Xiaomiは今回のNote 15 Proシリーズを「小さなキングコング」とアピールしており、従来よりも頑丈さを大きく打ち出しています。予告されているのは、耐落下性能の強化、完全防水仕様、そして過酷な使用環境にも耐えうる堅牢設計。IP68、さらにはIP69相当の防水防塵性能を備える可能性も取り沙汰されています。

想定されるスペックと価格帯

噂されている主な仕様は以下のとおりです。

  • 6.67インチ 1.5K AMOLEDディスプレイ
  • 5,000万画素 OIS対応メインカメラ
  • 7,000mAh大容量バッテリー
  • 90W急速充電

価格は前世代のNote 14 Proシリーズが1,399元(約2万円弱)からスタートしたことを踏まえると、今回も aggressive な価格設定になると見込まれます。

ミドルレンジ市場での注目株に

正式発表は8月末とみられ、その後グローバル展開される可能性も高そうです。性能強化とタフネス仕様を兼ね備えるRedmi Note 15 Pro+は、Samsung Galaxy A57 5Gなど競合の多いミドルレンジ市場で、存在感を放つ一台となるかもしれません。