
創業14周年で示された新たな方向性
Xiaomiは創業14周年を迎え、同社社長のルー・ウェイビン氏がこれまでの代表的なスマートフォンを振り返る記念動画を公開しました。そのラストで触れられたのが、次期フラッグシップ「Xiaomi 16シリーズ」です。詳細は伏せられたものの、シリーズ全体の“立ち位置”が大きく変わることが示唆されました。
プロダクトポジションを刷新するXiaomi 16シリーズ
ルー氏によると、新シリーズは従来の定義や位置づけから一新されるとのこと。業界内ではこれが「Xiaomi 16シリーズ」にあたると見られており、発表は9月になる可能性が高いと報じられています。
さらに、このシリーズは最新チップ「Qualcomm Snapdragon 8 Elite 2」を初めて搭載する見込みで、性能面で大幅な進化が期待されています。
Proモデルに“Mini”サイズが追加?
特に注目されているのが、Proラインナップに新たに加わる小型モデルです。これまでProは大型ディスプレイを採用してきましたが、今回初めて6.3インチのコンパクトモデルが投入される可能性が高いとされています。噂では「Xiaomi 16 Pro Mini」と呼ばれていますが、正式名称はまだ不明です。従来型の6.8インチモデルと並び、選択肢が広がることになりそうです。
4モデル体制で展開へ
現時点で予想されているラインナップは「Xiaomi 16」「Xiaomi 16 Pro」「Xiaomi 16 Pro Mini」、そして後から登場予定の「Xiaomi 16 Ultra」の4機種です。特にUltraモデルは来年、中国市場での発表が見込まれています。
Xiaomiが狙う次の一手
これまでの大型モデル中心の流れに加え、あえてコンパクトなProを投入する動きは、ユーザー層の拡大を狙った戦略と考えられます。Xiaomi 16シリーズは単なるスペック強化だけでなく、製品のあり方そのものを見直した節目のモデルとなりそうです。