
Pixel 10シリーズの全貌はすでに数多くのリークで明らかになりつつありますが、今回新たに流出した画像によって、Pixel 10およびPixel 10 Proの質感や仕上げの違いがより鮮明に捉えられています。
Pixel 9 Proから踏襲されるマットガラス+グロスフレーム
Googleが公開したPixel 10 Proの公式ティーザーでも確認できた通り、Pixel 10 Proは前モデルのPixel 9 Proと同様、背面にマット仕上げのガラス、側面フレームに光沢仕上げ(グロス)のデザインを採用しています。光沢フレームに対して賛否はあるものの、全体的には高級感を演出するデザインとして評価されています。

Android Headlinesが公開したリーク画像では、ブラックカラーの「Obsidian(オブシディアン)」モデルが複数の角度から撮影されており、特にカメラバー部分に映り込む反射から、フレーム部分が光沢仕上げであることがはっきりと確認できます。
Pixel 10無印モデルは「Frost」カラーで質感が異なる?
一方、無印モデルのPixel 10については、別の投稿で「Frost(フロスト)」と呼ばれるホワイト系カラーの画像が公開されています。このモデルでは、フレーム部分がマット仕上げである一方、背面パネルにはカメラバー周辺の微妙な反射から光沢ガラスが使用されていることが見受けられます。

一部報道では「Pixel 10でも背面はマット仕上げを継続」と伝えられていますが、実際にはPixel 9シリーズ同様、無印モデルでは背面ガラスが全バリエーションでグロス仕上げとなっており、今回のPixel 10も同様であると考えられます。
Pixel 10 Pro Foldは「マット×マット」仕上げを継続か
Pixel 10 Pro Foldについては、今回のリークでは詳細な画像は出ていませんが、昨年モデル同様に背面ガラスとフレーム両方をマット仕上げとするデザインが継続されると見られています。この「マット×マット」構成はユーザーから高い支持を受けており、Pro Foldシリーズならではの特徴と言えるでしょう。
8月20日の発表に向け、Googleの公式ティーザーも続々公開中
GoogleはPixel 10シリーズを2025年8月20日に正式発表する予定ですが、リーク情報が相次ぐ中で、Google自身もティーザーを通じたプロモーションを本格化させています。今回の質感に関する情報が事実であれば、無印モデルとProモデルで異なる仕上げを選ぶ楽しみが増えそうです。