
Xiaomiが開発を進めている次期OS「HyperOS 3」について、年内にも最大25機種にアップデートが配信される可能性が浮上しています。社内サーバー上の情報から、すでに多くの端末向けビルドが完成していることが確認されており、早ければ12月末にも配信が始まるとみられています。
配信準備が整った最終ビルドを確認
HyperOS関連の更新情報を追跡しているHyperOSUpdates.comによると、Xiaomiのサーバー上で複数のHyperOS 3ビルドが「Ready to release」と表示されているとのことです。この表記は、社内テストやベータ版の段階をすでに終え、正式配信が可能な最終版であることを示しています。
この状態であれば、段階的なOTAアップデートとして、いつでもユーザーに配信できる状況にあると考えられます。
対応予定とされるXiaomi・Redmi・POCO端末
現時点で「配信準備完了」とされている主な機種は、以下のとおりです。
- Xiaomi Pad 6 Max 14
- Xiaomi Pad 6 Pro
- Xiaomi 13T Pro
- Redmi K60 Ultra
- Redmi K60
- POCO F5 Pro
- Redmi 15
- POCO C75
- POCO F6
- POCO X6 Neo
- POCO Pad M1
- POCO M6 Pro 4G
- POCO M7 4G
- POCO M7 Pro 5G
- Redmi 15 4G
- Redmi Note 15
- Redmi Pad Pro
- Redmi Pad 2 Pro
- Redmi Pad 2
- Redmi A4
- Redmi Pad SE 4G
- Redmi Note 13 Pro+
- Redmi Note 13 Pro 4G
- POCO M7 5G
- Redmi 14C / Redmi A3 Pro
スマートフォンだけでなく、タブレットも幅広く含まれている点が特徴です。
Androidのベースバージョンは機種ごとに異なる
なお、すべての端末が同じAndroidバージョンをベースにするわけではありません。Xiaomi Pad 6 Max 14やPad 6 Pro、Redmi K60シリーズの上位モデルなどは、Android 15をベースとしたHyperOS 3が提供されることが確認されています。
一方で、ミドルレンジやエントリー向け端末では、ハードウェア構成やアップデートポリシーに応じて、異なるAndroidバージョンが採用される見込みです。
年末のタイミングで一気に配信が始まれば、多くのXiaomiユーザーが年内に新しいHyperOS 3を体験できることになりそうです。今後の正式発表や配信開始時期に注目が集まります。


