若い才能を応援する新プロジェクト「Nothing Incubator」インドで始動 優勝者には20万ルピーと最新スマホも


Nothing、インドで学生向けイノベーションコンテストを開催

ロンドンに本社を置くテック企業「Nothing」が、インドで新たなコンペティション「Nothing Incubator(ナッシング・インキュベーター)」をスタートさせました。若い世代の斬新な発想を育て、インドが世界のテックカルチャーにおいて果たす影響力をさらに広げることを目指した取り組みです。


対象はインド国内の有名大学 「テクノロジーを再びワクワクするものに」

このプログラムの対象となるのは、IIT、IIM、BITS Pilani、FMSなど、インド国内の60以上の有名大学に在籍する学部生および大学院生。最大3名までのチームで同じ大学内の学生と参加する形式ですが、異なる専門分野を組み合わせたチーム構成も歓迎されています。

今回のテーマは「テクノロジーを再び楽しいものに(Making Tech Fun Again)」。参加者はこのテーマを軸に、3段階に分かれたプログラムに挑戦します。


3段階で進行:アイデアから事業戦略、プレゼンへ

まず第1ラウンドでは、1スライドのアイデアピッチを提出。ここで選ばれたチームは第2ラウンドへ進み、3年間のビジョンと市場戦略(Go-to-Market戦略)を設計します。そして最終ラウンドでは、ベンチャーキャピタリストやスタートアップ支援者、業界の専門家らが審査員を務めるプレゼンテーションに臨むことになります。


優勝者には20万ルピーとNothing Phone (3)

見事優勝を勝ち取ったチームには、賞金20万ルピー(約36万円相当)、Nothingの最新スマートフォン「Phone (3)」、そして公式認定の証明書が贈られます。準優勝チームにもNothing製品と認定証が提供される予定です。

また、コンペを通じて特に高いポテンシャルを示した参加者には、将来的にNothing社でのポジションに声がかかる可能性もあるとのことです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Nothing/CMF Phone
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク