
Xiaomiは2025年8月1日、新たなエントリースマートフォンシリーズ「Redmi 15」ファミリーをポーランドで正式に発表しました。グローバル展開に先駆けたこの発表により、3機種の詳細スペックや価格などが明らかになっています。
ラインナップは「Redmi 15」「Redmi 15 5G」「Redmi 15C」の3モデル。それぞれ異なる特徴を持ち、価格と性能のバランスを重視した内容となっています。
上位モデルは5G対応&大型バッテリー搭載「Redmi 15 5G」
シリーズの中でも最も性能が高い「Redmi 15 5G」は、6.9インチのIPS液晶(リフレッシュレート144Hz)を搭載。チップセットにはSnapdragon 6s Gen 3を採用し、4GBのRAMと128GBのストレージを組み合わせています。

カメラ構成は背面に50MPのメインカメラと、複数の補助カメラを搭載しているようです。インカメラは8MPです。
さらに、7,000mAhの大容量バッテリーと33Wの急速充電に対応。カラーはブラック、グリーン、チタニウムの3色展開で、価格はポーランドでPLN 899(約240ドル/約210ユーロ)となっています。
コストパフォーマンスを追求した標準モデル「Redmi 15」
「Redmi 15」は5G非対応ながら、ディスプレイは5Gモデルと同じく6.9インチ・144HzのIPS液晶を採用。プロセッサにはSnapdragon 685を搭載し、構成は6GB/128GBと8GB/256GBの2種類が用意されています。

バッテリーとカメラのスペックは5Gモデルとほぼ共通。カラーはブラック、パープル、チタニウムの3色で、価格はPLN 649(約170ドル/約150ユーロ)からスタートします。
最も安価なモデル「Redmi 15C」はHD画質&Helioチップ搭載
シリーズで最も手頃な価格となる「Redmi 15C」は、同じく6.9インチのディスプレイを備えながら、解像度は720pに抑えられています。リフレッシュレートは120Hzで、チップセットにはMediaTek Helio G81 Ultraを採用。RAMは4GB、ストレージは128GBです。

カメラ構成は他のモデルと同じく、背面に50MPのメインカメラ、前面に8MPのセルフィーカメラを搭載していますが、同一センサーかは不明です。
バッテリー容量は6,000mAhで、こちらも33Wの急速充電に対応。カラーはブラックのみで、価格はPLN 499(約130ドル/約115ユーロ)と非常にリーズナブルです。
グローバル展開も間近か
今回のポーランドでの先行販売により、Redmi 15シリーズのグローバルローンチが近いことが示唆されました。各モデルとも価格以上のスペックを持ち、特に大容量バッテリーや高リフレッシュレートのディスプレイなど、エントリーモデルとは思えない充実ぶりが注目されます。