
サムスンが次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S26 Ultra」に向けて、新しい独自UI「One UI 8.5」の開発を進めていることが明らかになりました。これまで噂レベルにとどまっていた情報が、初のファームウェアの発見によって裏付けられています。
開発中のファームウェアに「One UI 8.5」の記載
数日前、サムスンのサーバー上にて「Galaxy S26 Ultra」用とみられるファームウェアが発見されました。このファームウェアのバージョンは「S948USQU0AYG8」で、Android 16をベースにしていることに加え、「One UI 8.5」で構築されていることが明記されています。

これにより、One UI 8.5の存在自体が初めて公式に確認された形となり、かねてからのリーク情報が事実であったことが裏付けられました。著名リーカー「Ice Universe」も以前よりGalaxy S26 UltraにOne UI 8.5が搭載される可能性を示唆していました。
Galaxy Sシリーズは「.5」バージョンで進化か
サムスンは今後、年の前半に発表される「Galaxy Z」シリーズの折りたたみスマートフォンでメジャーアップデートとなるOne UI x.0を導入し、その後、年末にかけて登場するGalaxy Sシリーズにはx.5のバージョンを採用する方針のようです。
このスケジュール変更は、GoogleがAndroidの大型アップデートを年の中頃にリリースする新しい開発モデルに移行したことに歩調を合わせる狙いがあります。これにより、サムスン製端末のアップデート提供時期が、Android本体のリリースとより密接に連動するようになる見通しです。
One UI 8.5に期待される新機能は?
現時点でOne UI 8.5の具体的な機能は公表されていませんが、ビジュアルデザインの刷新、バッテリー最適化、アップデートの高速化、AI関連機能の強化など、さまざまな分野での改良が期待されています。SamsungがUIとOSの統合性をより高めることで、ユーザー体験の一層の向上が図られるでしょう。
ハードウェア面でも進化が予想されるS26 Ultra
ソフトウェアだけでなく、Galaxy S26 Ultraはハードウェアの刷新も噂されています。特にディスプレイ性能の向上や、従来より高速な充電機能、そして筐体デザインの見直しなどが検討されている模様です。
なお、S26シリーズは2026年初頭の発表が見込まれており、同時期に登場するiPhone 17シリーズとの激しい競争が予想されています。