
中国での発表が近づく中、Xiaomiの次期フラッグシップモデル「Xiaomi 16 Pro Max」のスペックに関する新たな情報が、信頼性の高いリーカーによって明らかになりました。大画面、高性能カメラ、そして驚異的なバッテリー容量を備えたこのモデルは、従来機「Xiaomi 15 Pro」の真の後継機として注目を集めています。
大型ディスプレイとモンスター級バッテリー
Xiaomi 16 Pro Maxは、6.8インチの2K解像度AMOLEDディスプレイを搭載し、画面占有率を高めるために極細ベゼルを採用するとのことです。また、省電力性に優れた「LIPO(Low Power)」技術が採用される見込みで、ディスプレイ表示中の消費電力を大幅に抑える工夫もなされているようです。
注目すべきはそのバッテリー容量で、なんと7,500mAhという超大容量バッテリーを搭載する可能性があると報じられています。これはXiaomi 15 Proの6,100mAhから大幅な増量となり、連続使用時間の飛躍的な向上が期待されます。
新型ライカカメラで撮影体験が進化
カメラ性能も大幅にアップグレードされるようです。中国のリーカーによれば、Xiaomi 16 Pro Maxにはライカ監修による新型センサー「SmartSens SC595XS」が採用される予定です。このセンサーは1/1.28インチと、前モデル(1/1.31インチ)よりわずかに大型化され、画素数は5,000万画素に対応。HDR撮影もサポートしており、よりダイナミックな描写が可能になります。

また、望遠撮影に関しても強化が図られており、サムスン製の「ISOCELL GN8」センサーを採用したペリスコープ型望遠カメラが搭載される見通しです。こちらも5,000万画素・1/1.95インチの大型センサーで、従来機に使われていたISOCELL JN5(1/2.76インチ)よりも明らかに性能アップが図られています。
Snapdragon 8 Elite 2搭載で処理性能も抜かりなし
Xiaomi 16 Pro Maxは、次世代のハイエンドSoC「Snapdragon 8 Elite 2」を搭載することが有力視されており、処理能力においても抜群のパフォーマンスを発揮することが期待されています。これにより、写真・動画編集はもちろん、ゲームやマルチタスク処理も快適にこなせるでしょう。
中国国内では9月末にも正式発表が見込まれており、グローバル展開にも注目が集まります。
Xiaomi 16 Pro Maxは、フラッグシップ機としてふさわしいスペックを備え、ディスプレイ、バッテリー、カメラ、SoCすべてにおいてバランスよく進化している印象です。特に7,500mAhの超大容量バッテリーと新型ライカカメラは、他のハイエンド機種との差別化ポイントとなるでしょう。スマートフォン市場の次なる主役候補として、その動向から目が離せません。