
Googleが8月20日に発表予定の「Pixel 10」シリーズについて、また新たなリーク情報が登場しました。今回は、待望の「Qi2」マグネット式ワイヤレス充電対応を示唆する内容で、Pixelファンの間で大きな注目を集めています。
caseless端末にQi2充電器が装着された画像が流出
リークを投稿したのは、信頼性の高い情報提供者として知られるEvan Blass氏。SNS「X(旧Twitter)」にて、Pixel 10シリーズの新しいレンダリング画像と周辺アクセサリの詳細を公開しました。

中でも目を引くのが、Pixel 10の筐体にQi2規格の充電器が直接装着されている画像です。この端末にはケースが装着されていない状態で、Qi2充電器がぴったり背面にくっついており、端末本体にマグネットが内蔵されている可能性が高いことを示しています。
これまでの情報では、Googleが「Pixelsnap」と呼ばれる独自のQi2アクセサリーエコシステムを開発中と報じられており、マグネットを搭載する可能性も取り沙汰されていました。しかし一部では「マグネットはケース側に内蔵されるのでは」といった懐疑的な見方もありました。今回のリークにより、その懸念は払拭された形です。
シリーズ全体に対応の可能性も
今回の画像が事実であれば、Pixel 10だけでなく「Pixel 10 Pro」や「Pixel 10 Pro Fold」など、シリーズ全体がQi2対応となる可能性もあります。これにより、MagSafeのようなマグネット式アクセサリーの使用が可能となり、利便性は大きく向上することが期待されます。
なお、Pixel 10シリーズはこれまでにも複数のレンダリング画像やスペック情報が流出しており、画面サイズやカメラ構成、デザインカラー(ムーンストーン、アイリスなど)などのディテールが明らかになりつつあります。また、Pixel Watch 4やPixel Buds Pro 2といった関連アクセサリも同時に登場する見通しです。
発表イベントは8月20日、出荷は8月28日からか
Googleは「Made by Google 2025」イベントを8月20日に開催予定で、Pixel 10シリーズもそこで正式発表されるとみられています。出荷開始は8月28日が予定されており、今後数週間でさらに多くの情報が明らかになるでしょう。
Androidスマートフォンにおいて、Qi2対応端末はまだ少なく、特にマグネット付きでの対応は貴重な存在です。Googleがこの分野で一歩先を行くことができるか、今後の動向から目が離せません。