Pixel 6aで発火事故の報告複数、7月アップデート後でむしろ悪化か

就寝中の発火事故、ユーザーがRedditで報告

GoogleのPixel 6aが就寝中に突然発火するという深刻な事故が発生し、海外掲示板Redditでその詳細が共有されました。このユーザーは、7月26日の深夜、自宅のナイトスタンドに置いて充電していたPixel 6aが突如として発熱し、発火したと報告しています。投稿には焦げた端末の写真も添えられており、事態の深刻さが伝わってきます。

幸いにも怪我人は出ませんでしたが、端末がナイトスタンドの天板を焦がし、部屋に煙が充満するなど、一歩間違えれば火災になっていてもおかしくない危険な状況だったといいます。ユーザーはこの事故についてGoogleサポートに連絡したものの、返答までに時間がかかっているようで、「Googleには失望した」と不満を述べています。

Redditでは他にも同様の報告が

実は、Pixel端末に関する発熱・発火の報告は今回が初めてではありません。特に7月のソフトウェアアップデート以降、一部のPixelユーザーからは急なバッテリードレイン、異常発熱、さらには突然電源が入らなくなるといった不具合が多数報告されています。

Redditでは、以下のような声も上がっています。

「今月だけでPixel 6aが燃えたという報告を見るのはこれで3件目だよ…」
「もう我慢できない、Pixelは好きだけど品質が酷すぎる。自分の8 Proも3月のアプデからおかしい」

中には、アップデート後に端末が再起動を繰り返し、文鎮化(ソフトウェア的に操作不能になる状態)したという深刻な事例も見られます。

7月アップデートが不具合の引き金に?

今回の発火報告と、同じタイミングで相次いでいる不具合の数々を見る限り、7月のPixelアップデートとの関連を疑う声は少なくありません。発火したPixel 6aのユーザーも「おそらく最近のアップデートが原因では」と推測しています。

ただし、現時点でGoogleからは、7月アップデートとこれらの不具合の因果関係について公式な見解や説明は発表されていません。

まとめ:Pixelシリーズの信頼性に再び疑問符

Pixel 6aの発火事故は単なる個別事象とは言い切れず、ここ最近の不具合の多発状況を考えると、Pixelシリーズ全体の品質管理やソフトウェアアップデート体制に対する疑問の声が高まっています。

Googleはユーザーの信頼を維持するためにも、原因究明と再発防止策を早急に講じ、公式の見解を示す必要があるでしょう。特に、発火という重大な安全リスクを伴う事象については、より真剣な対応が求められます。

一方で、ユーザーはGoogleが現在提供しているバッテリーの無償交換プログラムをできるだけ早く利用するか、代替機がある方はしばらく使用自体を控える、といった対策も必要かもしれません。

ソース

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