
ソニーの最新フラッグシップモデル「Xperia 1 VII」について、次期Androidアップデートに関する興味深い情報が浮上しました。例年よりも早く、次期OS「Android 16」へのアップデートが始まる可能性があるというのです。
公式サイトのソースコードから謎のバージョン番号が発見
きっかけとなったのは、Weiboユーザーが投稿し、Redditで共有されたある1枚のスクリーンショット。そこには、ソニーのWebページ上と思われるソースコードの一部が映っており、「<software-version>71.1.A.2.169</software-version>
」という記述が確認できます。

このバージョン番号は、Xperiaシリーズのファームウェアナンバーの形式に完全に一致しており、特に注目すべきはその「71.1」という前半部分です。
「71」はXperia 1 VII、「1」はAndroid 16を示す?
Xperiaシリーズのファームウェアでは、最初の2桁が端末の型番を、3桁目が搭載OSのバージョンを示しています。これまでのパターンを踏まえると、「71」はXperia 1 VIIに割り当てられている識別コードで、続く「1」はAndroid 16を意味しています。(「0」がデフォルトOS、つまりAndroid 15)
この法則が正しければ、「71.1.A.2.169」はXperia 1 VIIに向けたAndroid 16ビルドの初期バージョンということになります。
例年より早いアップデート配信となる可能性も
Xperiaシリーズでは、OSアップデートの配信は通常、年末から年明けにかけて行われるケースが多いですが、今回のバージョン番号がすでに発見されたことを考えると、今年は例外となるかもしれません。特に、まだ夏の終わりに差し掛かる前のこの時期に次期OSの存在が確認されたのは異例です。
もしかすると、Android 16の正式リリースが行われるタイミング(おそらく9月頃)とほぼ同時、あるいはそれに近い時期にXperia 1 VII向けの配信が始まる可能性も十分に考えられます。
Xperia 1 VIIでは、従来の3回から4回へのOSアップデート保証の延長が発表されており、Android 16はその初回アップデートとして大きな注目を集めています。今回の情報が事実であれば、Xperiaユーザーにとってはうれしいサプライズとなるでしょう。今後の公式発表に期待が高まります。