
ソニーモバイルの2025年新型Xperiaとして秋ごろのリリースが予想されているミッドレンジモデル、Xperia 10 VII。
今回、同モデルに該当すると思われる未発表XperiaスマートフォンがFCC認証を通過し、その通過資料から同モデルの一部スペックについて興味深い事実が判明しました。
Xperia 10 VIIのスペック、一部進化でアッパーミドル機に近くなる?
今回、FCC認証の通過が確認されたのは「PY7-29686W」「PY7-35087R」「PY7-63277Y」の3つのIDですが、いずれもハードウェア的には同一なので、実際に通過した機種数としては1機種という事になります。

Xperia 1 10VIIは30Wの高速充電に対応?
そしてまず、以下はSARテストで使われた充電器についての情報。

このXQZ-UC1という充電アダプターはXperia 1 VIIなど、30Wの高速充電に対応する充電器です。

一方、これまでのXperia 10シリーズの最大充電速度は18Wでした。
つまり、Xperia 10 VIIは最大で30Wの充電に対応する可能性が非常に高く、充電周りに進化が見られることになりそうです。
Xperia 10 VIIはWi-Fi 6に対応へ?

ご覧のように、このXperiaはWi-Fi通信でIEEE 802.11ax(WiFi 6.0)に対応するとあります。基本的にWi-Fi 6.0に対応するのはミッドレンジ以上の機種で、これまでのXperia 10シリーズで対応した機種はありません。
この点からも今回のXperia 10 VIIのスペックがアッパーミドル機に近づくという可能性が高まったと言えると思います。