
今年登場したソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」に関して、以前より一部ユーザーの間で電源まわりの不具合が疑われていましたが、ここにきて新たな情報が浮上しています。
今回は台湾からの報告で、過去1週間で10件以上の「電源が入らなくなる」または「再起動ループに陥る」ケースが確認されたとのことです。
電源トラブルの症状と対応内容
具体的な症状としては、「突然のフリーズ」「強制再起動を繰り返す」といった挙動が共通しており、ユーザー側では改善する手段が見当たらないとのことです。修理対応を依頼したところ、ソニー側は不具合の詳細説明を行わず、メイン基板(マザーボード)の交換対応を実施していたことも明らかになっています。
この対応からも、ハードウェア起因の問題である可能性が高いと見られています。
ソニー台湾の対応に疑問の声
さらに問題を深刻化させているのが、ソニー台湾の公式対応です。台湾のXperia公式Facebookページおよび公式グループ上で、不具合報告の投稿が削除されたり、投稿したユーザーがブロックされたりするといった事態が相次いで報告されています。
これにより、ユーザーコミュニティ内では「これは初めての大規模な隠蔽対応ではないか」との疑念が広がっており、信頼性の低下が懸念されています。
不具合の原因と今後の対応に注目
現時点で、ソニーから公式なアナウンスは出ておらず、不具合の根本原因や、影響範囲、今後の対応方針については明らかになっていません。
今回の事案は、単なる初期不良の域を超えて製品設計や品質管理に関わる問題である可能性も否定できません。グローバル市場でも同様の症例が発生するようであれば、より大きな問題に発展する可能性もありそうです。
今後のソニーの対応や、他地域での同様の報告にも注視が必要です。
Lさん、情報提供ありがとうございます。