Xperiaはαカメラの「アクセサリー」に?ソニーCEO「データ通信端末として事業転換」を明らかに

ソニーモバイルのXperiaと言えば、2025年も今のところはXperia 1 VIIとXperia 10 VIIの2機種展開となる可能性が高そうで、シェアや売り上げ台数ついては緩やかな下降基調が続いているという印象です。
そのため、一部ではソニーがモバイル事業から撤退するという噂も過去に何度も浮上しています。

そんな中、ソニーが最近公開した投資家向けプレゼンテーション動画内に、同社の今後のモバイル事業、つまりXperiaスマートフォンについて非常に重要な「事業転換」に関する情報が含まれていることが明らかになりました。

これはプレゼンテーターのソニーCEO、槙公雄氏が今後のエンタテインメント・テクノロジー&サービス部門の構造改革に言及している部分での動画のキャプチャですが、注目したいのはこの場面での同氏の以下の発言:

スマートフォン事業については、クリエーターからのコンテンツ即時納品の要求に応えるため、データ通信端末として、イメージングとの機器連携による、事業転換を加速しています。

要は、今後のソニーのXperia(あるいは何らかの「モバイル通信機器」)は同社が2024年にαカメラ用のポータブルデータトランスミッターとして発売した「PDT-FP1」のようなデータ通信端末に方向転換する、という事になります。

αカメラとの連携強化でブランドはどうなる?

この発言を受け、海外掲示板のRedditなどでは、今後Xperiaはソニーのαカメラなど映像機器と連携する「周辺機器」的な位置付けに変わっていくのではないか、という声が上がっています。

もしXperiaが通信端末という枠組みを超え、カメラ関連機器の補助ツールへと移行する流れになれば、将来的に「Xperia」というブランド自体が姿を消す可能性も否定できません。

一方で、ソニーがスマートフォン事業そのものから撤退する意図は今のところ見えず、むしろ新たな方向性を模索しながら継続する姿勢が伺えます。

Xperiaの未来に注目

ブランドとしてXperiaが今後どのような立ち位置を確立していくのか。カメラ連携を強化しながら存続するのか、それとも大きな変化を迎えるのか。ソニーの動きから目が離せません。

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