Galaxy Z Flip 7の公式レンダーが登場 ついに“全画面カバー”でMotorolaに追いつく?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip 7」の公式レンダー画像がついに公開されました。今回明らかになったカラーバリエーションは、ブルーシャドウとジェットブラックの2色ですが、発売時にはさらに多くのカラーがサムスン公式サイトで用意される予定です。

カバーディスプレイが“全面化” 外観はRazr Ultra風に

Z Flipシリーズ最大の進化点とされているのが、カバーディスプレイの刷新です。これまでのモデルでは、封筒のラベルのような限られた範囲にしかディスプレイが配置されていませんでしたが、Z Flip 7ではカバー全面がディスプレイとして機能するデザインへと変更されています。

このデザインは、まるでMotorolaの「Razr Ultra」を思わせるもので、いよいよサムスンもMotorolaが先行してきた“実用的なカバーディスプレイ体験”に本格的に追いつこうとしているようです。

問題は、このカバーディスプレイ上でどこまでのアプリ操作が可能になるかです。Motorola端末ではすでに多くのアプリがカバー画面で動作するようになっていますが、サムスンではこれまで一部のアプリに限定され、しかも「Labs」設定内で手動有効化が必要でした。今回のモデルでその制限がどこまで緩和されるのかが注目ポイントです。

よりスリムに、より軽く

レンダー画像からも分かるように、Galaxy Z Flip 7は前モデルよりも薄型化が図られており、全体のサイズ感もよりコンパクトに見えます。もともとFlipシリーズはFoldシリーズほど厚みのある端末ではありませんが、さらなる薄型化と軽量化は歓迎すべき進化といえるでしょう。

最強スペックのFlipスマホ

Galaxy Z Flip 7は、スペック面でもシリーズ史上最もパワフルな機種になると見られています。チップセットには、Qualcommの最新「Snapdragon 8 Elite」をベースにした「Galaxy専用版(Snapdragon 8 Elite for Galaxy)」を採用。プライムコアは最大4.47GHzで動作するとされており、処理性能の向上が期待されています。

メモリは12GB、ストレージは128GBから最大512GBまでのバリエーションが用意される見込みです。

カメラ構成は従来モデルを踏襲し、50MPのメインカメラと12MPの超広角カメラというデュアル構成になる見通しです。一方で、バッテリー容量は引き続き約4,000mAhにとどまるとされ、ここはMotorolaのRazrシリーズに若干の後れを取っている部分かもしれません。

発表は7月9日が有力

Galaxy Z Flip 7は、同時発表が噂されている「Galaxy Z Fold 7」とともに、来月開催予定の「Galaxy Unpacked」イベントでお披露目される見込みです。現時点では7月9日にニューヨークで開催される可能性が高いとされており、正式発表まであと数週間に迫っています。

大幅なデザイン刷新とスペック強化を果たしたZ Flip 7が、フォルダブルスマホ市場でどれだけの存在感を発揮するのか、非常に楽しみです。

ソース

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Galaxy
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク