Xperia 1 VIIの品質はむしろ大幅向上―中国OEMについて超有名リーカーが評価

ソニーの最新フラッグシップモデル「Xperia 1 VII」が、これまでのタイ工場ではなく中国でOEM生産されていることが判明し、海外の一部ファンの間で驚きと動揺が広がっています。しかし、ソニーファンの間で著名なリーカー・Zackbbacks氏は、この変化を前向きに捉える見解を示しています。


中国での生産は“復帰”に近い動き

今回の製造地変更について「Xperiaが中国製になるなんて…」と落胆する声も見受けられますが、Zackbbacks氏によれば「中国製回帰」と呼ぶ方が正確なようです。

実はソニー(旧ソニー・エリクソン)は長年にわたり中国・北京のソ愛普天工場で数多くのモデルを生産しており、その歴史は2005年から2019年まで続いていました。Xperiaの主力モデルの製造がタイに移されたのはここ数年の話にすぎません。さらに、中価格帯のXperia 10シリーズは一貫して中国のOEMで生産されてきたこともあり、「中国製」が突然の出来事というわけではないのです。


タイ工場は閉鎖、中国での品質はむしろ向上

先日、当サイトではソニーがタイの自社工場でのスマートフォン生産を終了し、Xperia 1 VIIの生産も中国のOEMとなった、という件についてお伝えしました。

この変更について氏は「悪いニュースではない」とコメント。むしろ「Xperia 1 VIIの製品仕上がりは明らかに向上している」と評価しており、中国のスマートフォン製造技術や生産ラインの信頼性が、タイを上回っていることをソニー自身が認めた動きではないかと指摘しています。

さらに同氏は「Xperia 1 VIIのビルドクオリティーは過去モデルよりも大幅に向上している」とも。


生産地変更が意味する今後の展望

今回の決断は、単なるコストの最適化ではなく、今後ソニーがハードウェア品質をさらに追求していく上での布石とも言えそうです。世界的に見ても、中国のスマートフォン産業は高度に発展しており、精密な製造技術や柔軟なサプライチェーンが強みとなっています。

Xperiaシリーズにとって「中国製」というレッテルが以前よりもネガティブに捉えられにくくなっている今、高品質で信頼できる製品づくりが期待されるなかでの合理的な判断とも受け取れるでしょう。

Xperia 1 VIIの今後の展開、そしてソニーのスマートフォン事業全体の方向性に引き続き注目が集まります。

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XperiaXperia 1 VII
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