
Galaxy A56の後継機がすでに始動
Samsungが今年リリースしたばかりのミッドレンジスマートフォン「Galaxy A56」。その販売が始まったばかりにもかかわらず、早くも次世代モデルとなる「Galaxy A57」に向けた準備が進められているようです。韓国国内では、次期プロセッサのテストが本格化しており、その開発コードネームは「Terra」。正式名称は「Exynos 1680」と見られています。
新プロセッサ「Exynos 1680」は何が変わる?
Galaxy A56に搭載された「Exynos 1580」は、非常にバランスの取れた処理性能と省電力性で高評価を集めました。実際、Samsungのミッドレンジ向けExynosチップはここ数年で着実に進化しており、Aシリーズの中核を担う存在となっています。
そして、その流れを受け継ぐ形で登場するのが「Exynos 1680」。現時点ではパフォーマンスの具体的な数値や詳細は明らかにされていませんが、すでに「S5E8865」という型番で社内テストが行われており、開発はかなり進んでいると見られます。
AMDアーキテクチャのGPU「Xclipse 550」搭載の可能性も
今回の新型プロセッサでは、GPUにも注目が集まります。これまでの流れを踏襲するならば、「Exynos 1680」にもAMDアーキテクチャをベースにした「Xclipse」シリーズのGPUが採用されると予想されます。順当に行けば「Xclipse 550」が搭載される可能性が高く、グラフィック性能の向上にも期待が持てます。
ただし、これらの情報はあくまで推測の域を出ておらず、実際の性能や仕様については、今後登場するベンチマーク結果や公式発表を待つ必要があります。
発売時期は2026年春以降か
現行モデルのGalaxy A56が発売されたのは2025年春。例年通りのスケジュールであれば、Galaxy A57の登場は2026年3月頃になると予想されます。まだ10か月ほど先の話ですが、プロセッサの開発がすでに動き始めていることから、今後も徐々に詳細が明らかになっていくでしょう。