先日発売されたアップルの最新iPhone、iPhone 13シリーズ。
前モデルと比べてデザイン面での大きな変化はありませんが、スペックについてはアップルらしい「順当な進化」といった感じです。
一方、このiPhone 13ですが、実際のユーザーの反応についてはすこし残念な結果となっているようです。
スマートフォンのオンラインストア、SellCellが5000人の既存iPhoneユーザーに行ったアンケートで明らかになったもの。
新しい「iPhone 13」のラインナップについてどう思うか尋ねたところ、アップルユーザーの14.4%が「非常にエキサイティング」、21.5%が「ややエキサイティング」、64.1%が「あまりエキサイティングではない」または「まったくエキサイティングではない」と評価しました。
つまり、半数以上のユーザーがこのiPhone 13シリーズについてこれと言って購買意欲をそそられるものがない、という評価しているとも言えそうです。
ただ、これについては過去モデルとの比較が必要で、今回のアンケート結果だけでは何とも言えない部分も。
発表前後で購入予定者が激減!
一方、興味深いのが発表前と発表後での購入予定者の変化。
発表前↓
発表後↓
発表前には約44%のユーザーがiPhone 13シリーズに買い替え予定、となっていましたが、発表後にはこれが20%以上減少しています。
iPhone 13 Proが一番人気?
一方、購入予定者の中で1番人気はiPhone 13 Proとなっています。
一方、iPhone 13 miniが予想外に不人気といった感じ。
来年のiPhone 14シリーズではminiが無くなり、Proではない「iPhone 14 Max」と差し替えになると言われていますが、このminiの不人気が理由かもしれませんね。
最大の「買う」理由は120Hz駆動、「買わない」理由は指紋認証欠如
また、iPhone 13シリーズへ買い替える理由については:
1/3以上のユーザーが120Hzリフレッシュレートを買い替えの理由として挙げており、2番目に多いのがバッテリー持ちの長さとなっています。
一方、16%近くのユーザーが特に理由はなく、「時期的に」と答えているのも印象的です。
そして以下は「買わない」ユーザーの理由について:
3割近くのユーザーがTouch ID、つまり指紋認証機能が非搭載であることを買わない理由としています。
一方で「アップグレードを必要とするような大きな新機能がない」が19.5%、「今使っているiPhoneは問題なく使えるので、アップグレードの必要性を感じない」 が12.1%と両方を合わせると3割以上に。
これは冒頭のiPhone 13シリーズについて6割以上が「全くエキサイティングではない」「あまりエキサイティングではない」と回答している点とつながるような気がします。
ソース:CellSell
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