
Motorolaが先日発表したばかりの「Moto Edge 60」に続き、早くも次期モデル「Moto Edge 70」の存在が明らかになりました。米メディアAndroid Headlinesによると、レンダリング画像が流出し、デザインや一部仕様が判明しています。正式発表はまだ先ですが、9月にも登場する可能性が高まっています。
曲面ディスプレイとヴィーガンレザー仕上げを継承
リークされたレンダリングによると、「Moto Edge 70」はこれまでと同様にエレガントな曲面ディスプレイを採用。ただし、最近一部で見られる“四辺湾曲(クアッドカーブ)”仕様ではなく、左右のみ緩やかにカーブしたデザインとなっています。
背面素材にはヴィーガンレザーが使用され、手に馴染む上質な質感を演出しています。カメラはトリプルカメラ構成で、前モデルとは異なり、すべて実際に使用できるカメラとなっており、環境光センサーなどのダミーは含まれていません。
カメラ構成は基本据え置きか
現時点ではカメラの詳細スペックは明らかにされていませんが、「Moto Edge 60」と同様に、5,000万画素のメインカメラ、1,000万画素の3倍望遠カメラ、5,000万画素の超広角カメラという構成が引き継がれる可能性が高いと見られています。
特に望遠カメラについては、さらなる画質向上が期待されており、ハイエンドモデルとの差別化を図るポイントになるかもしれません。
搭載チップやスペックもアップグレード?
「Moto Edge」シリーズはMotorolaの中でもハイエンド寄りのスタンダードモデルとして位置づけられていますが、最上位機種である「Edge Pro」シリーズほどの高価格帯ではありません。
今回の「Moto Edge 70」には、現行のMediaTek Dimensity 7000シリーズに代わり、より高性能なDimensity 7400チップが搭載される可能性があります。また、先月発表されたAI機能強化に対応するため、全ストレージバリエーションでRAM容量が12GBに統一される見込みです。
このメモリ増量により、より高度なAI処理やマルチタスク性能の向上が期待されています。
発表は9月?iPhone 17との真っ向勝負も
正式な発表日は未定ですが、Motorolaがこれまでの傾向として端末のレンダリング画像に日付を隠しメッセージのように仕込んでいたことを考慮すると、今回の「Moto Edge 70」も9月24日発表となる可能性が浮上しています。この日付は水曜日にあたり、新製品発表には絶好のタイミングです。
もし9月発表となれば、Appleの次期モデル「iPhone 17」シリーズとほぼ同時期にリリースされることになり、市場での直接対決が避けられない状況となるでしょう。
ただし、「Moto Edge 60」シリーズの発売からわずか5カ月という異例の早さでの後継機登場となるため、スケジュールの変動も十分あり得る状況です。今後の続報に注目が集まります。