
発表間近のReno 14シリーズに新たな情報
OPPOが間もなく発表するとみられる「Reno 14」シリーズ。その具体的な発売日こそ明らかにされていないものの、中国国内では今月中にも正式発表される見通しです。これに先駆け、スタンダードモデルの「Reno 14」が、ベンチマークサイト「Geekbench」に登場し、搭載するハードウェアの詳細が明らかになりました。
Geekbenchに現れた「Reno 14」

Geekbenchのデータベースによると、「OPPO Reno 14」のモデル番号は「PKZ110」。マザーボードには「k6899v1_64」というコードネームが付けられており、CPU構成は、2.10GHz駆動のコアが4つ、3.00GHz駆動のコアが3つ、そして3.25GHzの高性能コア1つという組み合わせになっています。
この仕様から、「Reno 14」には昨年12月に発表されたMediaTek Dimensity 8400が採用されていることが判明しました。また、GPUにはMali-G720 MC7が搭載されるようです。
搭載メモリは12GBと記載されていますが、正式発表時には複数のメモリ構成が用意される可能性もあります。Geekbenchのスコアは、シングルコアテストで1,612点、マルチコアテストで6,404点を記録。参考までに、先代「Reno 13」(Dimensity 8350搭載)はそれぞれ1,256点と3,958点だったため、着実なパフォーマンス向上がうかがえます。
Reno 14シリーズのこれまでの噂まとめ
これまでに判明している情報によれば、「Reno 14」および「Reno 14 Pro」は、従来の曲面ディスプレイを廃止し、フラットディスプレイに切り替える見込みです。画面サイズや解像度は「Reno 13」シリーズから大きな変更はないとされています。
また、上位モデルではペリスコープカメラの搭載も噂されていますが、スタンダードモデルには搭載されない可能性も指摘されています。バッテリー容量は6,000mAh以上とされ、急速充電も80W対応となる模様です。
さらに、流出した実機画像では、iPhone Proシリーズに似たスクエア型のカメラユニットや、アルミフレームボディの採用が確認されています。これにより、デザイン面でも高級感を打ち出す狙いが感じられます。
今後の正式発表に期待
現時点では、Reno 14シリーズの全貌はまだ明らかになっていません。しかし、今回のGeekbench登場により、スペック面での大幅な進化が裏付けられた形となりました。特にDimensity 8400の搭載によるパフォーマンスアップや、デザインの刷新は、多くのユーザーにとって魅力的なポイントとなりそうです。
正式発表を楽しみに待ちたいところです。